【感想・ネタバレ】欺(あざむ)きの訴(そ)~吟味方与力 望月城之進~のレビュー

あらすじ

「殴ったことは間違いありませんが、殺しちゃいません」番頭殺しの疑いで捕らえられた政吉は、お白洲での吟味で、罪を真っ向から否認した。さらに、金貸しの藤兵衛夫婦を殺したことを訴えた。その騒動はすでに落着し、下手人は死罪に。だが、政吉の訴えは、真の下手人でなければ知りえないことだった。吟味方与力の望月城之進は、騒動の真相を探るため政吉を解き放った。

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Posted by ブクログ

小杉健治の新シリーズ。
見事に、うまい!
読み始めるとぐいぐい引き込まれる。

殺人容疑で捕まった政吉。
お白洲の吟味で、無罪を訴え、その証拠に何年か前の殺人事件は、実は犯人として処刑された男は殴っただけで、自分がその後に乗り込み殺したという。

吟味方与力、望月城之進は、抗弁に矛盾がなく調べを進めるが、、、。
調べるとその事件も目眩しで、実は拷問で死んだ無罪の男との関わりが。

重なる事件と人と人。
夢中になって読んだ第1巻。

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2022年07月13日

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