【感想・ネタバレ】墓地裏の家のレビュー

あらすじ

新変格の無人の荒野を突き進む、シリーズ第二作!
吸血鬼が棲む館で血塗られた惨劇が。怪奇幻想ミステリー

東京・雑司が谷の墓地裏に教会を構える神霊壽血教は吸血鬼・ストリゴイを崇拝する異端の新興宗教。
「教主の様子がおかしい」との妻からの相談を受け、心理学を学ぶ大学院生・夷戸武比古(いどたけひこ)は教会を訪れる。
あらゆる用事を放り出して、ひたすら近所にできた観覧車に見入る教主・印南尊血に戸惑う夷戸。
やがて教主の娘が密室で死に(自死か殺人か?)、惨劇の幕が開く。
果たしてそれは教会に棲む吸血鬼の仕業なのか?

本格ミステリと怪奇幻想ホラーがせめぎ合う、賛否両論の異色作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

夷戸武比古が依頼されやってきた古い塔のある家。印南家。吸血鬼を崇拝する宗教の教祖である印南尊血。館に住む信者たち。信者総代の南牟礼。急に観覧車に取りつかれ自分の部屋から一日中観覧車を見つめる尊血。彼の妻・妙からの相談。相談中に起きた尊血の先妻の娘・美盤の殺害。密室の中で首を切られた美盤。大学近くの喫茶店での相談。殺害された妙の実子である新太。すべての事件を自殺と考える根津。尊血の殺害。妙の不幸な生い立ちと事件の関係。尊血に代わり教祖になる理々人の秘密。吸血で人を操る犯人。教祖の座をねらう南牟礼。

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2012年10月23日

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