【感想・ネタバレ】すべて忘れてしまうからのレビュー

あらすじ

ベストセラーになった『ボクたちはみんな大人になれなかった』の 燃え殻による、待望の第2作!

ほぼ忘れてしまった出来事だらけで、文章の途中で立ち止まってしまった。やっぱり書いておいてよかった。あの夜、編集のTさんに無理やり誘ってもらってよかった。だって良いことも悪いことも、そのうち僕たちはすべて忘れてしまうから。―――――本書より

いまはもうない喫茶店、帰りがけの駅のホーム、予定のなかったクリスマスイブ、入院した病院の天井、安いビジネスホテルの廊下、知らない街のクラブ、朝のコンビニの最後尾、新幹線こだまの自由席、民宿の窓でふくらむ白いカーテン、居場所のないパーティー会場――。

ふとした瞬間におとずれる、もう戻れない日々との再会。ときに狼狽え、ときに心揺さぶられながら、すべて忘れてしまう日常にささやかな抵抗を試みる「断片的回顧録」。

装画は『おしゃれ手帖』『ギャラクシー銀座』『クリームソーダシティ』などで知られる漫画家、長尾謙一郎

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「逃げちゃダメだ!」は自己啓発本の常套句だ。だけど、「逃げた先に見つけられるものもあるかもしれない」と注釈でいいから書いておいてほしい。

「死にたい」は感情の中でメジャーです。でもあまりに無個性なので「死にたい」を「タヒチに行きたい」に変えてみるとどうでしょう。
ーーーあなたは死にたいんじゃない。タヒチに行きたいんです。ちゃんと飯を食ってますか?誰より長生きしてください。長生きって最大の復讐です。

生きていると全部が、元には戻らない。壊れた部分は壊れたまま、抱き抱えながら生きていくしかない。

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2025年05月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1話が4ページ(絵1ページ)で構成されていてスキマ時間に読みやすかった。(面白くて結局一気に読んでしまったけど笑)
漢字を使い分けていたり(哀しい(他人への他人と関わることで)、悲しい(自分自身))ひらがなと使い分けていたり(わかる、分かる)、気持ちが読み取りやすかった。
目次を見ていて内容は想像できたけど、読んでみると想像以上でエピソード濃すぎた。
クスッと笑ってしまうような話が多かった。和製マイク・タイソンの話のようにエピソードに微笑むものもあれば、作者の社会に対する疲労や自信のなさにこんなに素敵な文を書く人なのにとギャップの可愛らしさに萌えていた。
生きていてしんどい時、辛い時に読みたいと思いました。逃げてもいい、と励ましてくれる。けどあの世じゃなくてタヒチに行けといわれるのがいいな
苺の絵が多いけど、内容に苺が出てこないのはなんなんだろうかわいいからかな、あれ出てきたっけ?忘れてしまった

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2023年08月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ささっと読めて、面白かった

セックスしなくても幸せだった夜
偉そうにするなよ。疲れるから
この週刊誌、買いにくいわぁ
僕は今でもアイスは噛んで食べる
今夜は悪口かエロ話だけにしましょう

このあたりの話が好きだった

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2022年07月19日

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