あらすじ
佐知を庇って怪我をした賢吾は一命をとりとめるが、目覚めた賢吾は佐知に対して、「てめえ、誰だ」と警戒の眼差しを向け…!? 賢吾は佐知の記憶だけを失っていた。見たことのない極道らしい冷酷な態度を見せる賢吾に困惑しつつも、生半可な覚悟で共にいる誓いはしていないと気丈に振る舞う佐知。「パパの頭の中には佐知の思い出が詰まっているから“いまはからっぽなんだね”」という史の言葉に、改めて自身の気持ちに気付く。一方、賢吾も無意識に佐知に近づく男に嫉妬して…?
【電子特別版】佐倉温先生書き下ろしショートストーリーを電子版だけに特別収録! 記憶のなかったころの自分に嫉妬がおさえられない賢吾と佐知の後日談です!
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さすが佐知さん
極道さんシリーズの続編です。
今回は、佐知を庇った賢吾が、頭を強く打って、記憶喪失。
それも、佐知だけをきれいに忘れて、ひどい扱いをします。
それなのに、佐知に近づく男を牽制する様は、「佐知を守る」のは、細胞レベルなの?と笑ってしまいます。
忘れられたなら、今から始めればいい。
そう思える佐知は、とても強くなったと思いました。
やっぱりこのシリーズ好きだなぁ