あらすじ
うつろいゆく季節の匂いが呼びさます懐かしい情景、ゆるやかに紡がれるうつつと幻のあわいの世界。じんわりとおかしみ漂う、味わい深い第一エッセイ集。
〈目次〉
困ること/蛇や墓や/祭の夜/秋の空中/かばん症/豆腐屋への旅/あめつちにつづく道/丸四角/嫌/蹴ってみる(ほか)
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Posted by ブクログ
川上弘美のエッセイの中でも、現実逃避できる度合いは低めだと思う。もちろん、現実と空想の境目に居る感覚に陥ってしまうような話はある。だけど、全体的には低め。
90年代に書かれたものだから、2012年である今読むと、ちょっと驚いてしまうような内容もあった。特にPC関係の話とか。「カフェ?の中にパソコンがあるのか。へぇー」と読みながら思った。