あらすじ
「あんたを俺のものにしたいんだよ、王女様」現国王の幼い弟に代わり摂政を務める王女アザレー。母の形見を探しに訪れた森で、盗賊に襲われたところを黒髪蒼目の美男子ヴァルターに助けられる。素性を明かさない彼に、亡き初恋の王子と同じ色彩を見つけて警戒心が薄れ、守備隊長に勝てたら王城で雇う約束を交わす。――「対価として気位の高い王女様をいただくとしよう」圧倒的な実力を見せつけたヴァルターを約束通り雇うことになるが、提示された国家予算なみの雇用報酬の代わりは〝アザレー〟で!? 夜ごとヴァルターの熱い口づけを受け入れ、身体に悦びを教え込まれていく。そんな彼の背中に、曰くつきの烙印を見つけて……?
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とても読みやすい
ページ数が少ないなので、ちょっと時間があって読みたい時なんかにおすすめです。
ヒーローは終始優しくヒロイン溺愛なので安心して読むことができました。
ヒロインははっきりきっぱりした性格ですが、伝えるべき事もきちんと伝えられる子なので気持ちがよかったです。
過去の10年はなかなか壮絶ですがその後は幸せになったようで良かったです。
短く感じました。
ページ数の制限があるのでしょうが、深く掘ればかなり面白く重厚な作品になりそうな内容なのに、あっさりとした印象を受けました。
素性の知れないヒーローにさっさと体を委ねるヒロイン……いけ好かない宰相の息子から「尻軽」呼ばわりされていましたが、その通りだなと思いました。