【感想・ネタバレ】ONE TEAMはなぜ生まれたのか 世界と戦う力のレビュー

あらすじ

2019年のラグビーワールドカップ日本大会で、日本代表は見事ベスト8進出を果たし、「ONE TEAM」というフレーズが日本を席捲した。しかし、ジェイミージャパン発足の頃は、チームは必ずしも一枚岩ではなかった。様々な国籍の選手が混じり、日本人の間でもプロ選手とサラリーマンが混在。ジェイミーへの不満を口にする者もいた。このチームがいかにして真の「ONE TEAM」になったのか、日本代表強化委員長であり、ジェイミー・ジョセフ氏の盟友でもある著者が明かす。さらに、今後の日本ラグビー強化策、自身の名城大学時代、宗像サニックス時代のリーダーシップについても語る。 (目次より)3トライ松島幸太朗の図太さと優しさ/「アイルランド代表には絶対に勝てる」という確信/結束や理解を促す複数のミーティング/メンタルコーチの手腕/ジェイミーと私が仲良くなったわけ/中京大学のリーグ連勝記録を133でストップさせる/若手を育てるシステムの構造的な課題

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Posted by ブクログ

2019年ラグビーワールドカップ日本大会での日本代表の活躍の軌跡を日本ラグビーフットボール協会強化委員長の視点から描かれている。ジェイミー・ジョセフヘッドコーチが就任するまでのいきさつや、日本代表選手やスタッフの中で軋轢があったり、まとまりの欠けていたりで、表面からでは伺い知れない裏側の話、本音の部分が知れた。あらゆるスポーツの国を代表するチームをまとめるって、相当大変なんだろうが、ラグビーに関しては海外に比べてシステムや育成の部分でだいぶ遅れをとっているように改めて思った。とはいえ、ワールドカップで戦った選手、ワールドカップに関係した人々に、本当にお疲れ様、ありがとうと言いたい。

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2025年09月27日

Posted by ブクログ

ONE TEAMは確かにビジネスに多用されてて
そこの引きを狙ってのタイトルなのかもだけど。

当然学びは沢山あったけれど「ビジネスに活かす!」とかより、
まずは純粋に、ラグビーワールドカップで起きていたことを紐解く文章として楽しめた。

まあ、無理矢理繋げなくても結局全部勝手に繋がっていきはするんだけど。

日本代表が求める「タフさ」は、日本でよく尊ばれる「より多くの練習量に耐える事」ではなく「高いレベルや想定外が押し寄せる中で、自我を保ってパフォーマンスを維持出来ること」ってとこ、これに尽きるなと思った。

後は、日本社会への提言とか私の考える組織論とかに寄り道せず、最後まで「日本の今後のラグビー界をこうしたい!」だけで終わって
そのラグビーバカぶりに笑ったw

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2020年10月26日

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