あらすじ
ドラえもんの作者の仕事に学ぶ創作の極意。
『ドラえもん』や『パーマン』『キテレツ大百科』を生んだ国民的まんが家、藤子・F・不二雄が自らの言葉で語る「生いたち」「まんが論」「仕事術」。これまでに発表された膨大なインタビューやエッセイなどから、珠玉の言葉を厳選しました。生涯ブレることなく、自分の描きたいまんがをひたすら描き続けた藤子・F・不二雄のメッセージは、もの作りを行うすべての人に、創作のヒントと明日へのエネルギーを与えてくれるでしょう。
「物を作るというのは、その人の個性を100%発揮させないとうまくいかないんです。いろんな意見を出し合って、足して2で割る、3で割るというようなやり方ではダメなんです」(本文より)
藤子・F・不二雄が貫いた、こうしたブレない姿勢は、創作における彼の豊かな知識、発想力、そしてアイディアの育て方によって支えられていたと思われます。ふだんは寡黙だった藤子・F・不二雄が生き生きと語るのは、漫画づくり、特に発想のメソッドに集約されているからです。本書は、藤子・F・不二雄の言葉を集めただけの本です。何も足さず、何も割っていません。純度100%の金言集、ぜひご一読ください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
藤子・F・不二雄の過去の発言をピックアップし、一つの本にまとめた本。
氏の歩んできた道、まんが論、仕事術が掲載されている。
どうやってアイディアを考えるか
アイザック・アシモフの書を引用して
①数多くの断片をもつ
②その断片を組み合わせる能力をもつ
と、「のび太の恐竜」の実例をもって紹介している。
この点がとても参考になった。
Posted by ブクログ
藤子・F・不二雄先生の創作関連の発言集。この人のすごいのは、自分の持っているノウハウを性格に言語化できるところで、まったくカラーは異なれど、家元談志の文章というか、ロジックのプロセスに近いものを感じる。
書いてあることは概ね正しい「漫画家になるには各自が日々頑張るしか無いよ」という至極まっとうな創作術の本になっている。書いてあることは誠実でいい本だ。