あらすじ
これは、彼女が彼女になる前の話--。
激動の生徒会選挙は、だれも予想しない結末で幕を閉じた。
「こんなはずじゃなかった」耕平は混乱し、後悔し、それでもみなの想いが、成し遂げたい理想があるから、次の策を必死に考える。だが彼の前に、“メインヒロイン”が姿をあらわす。
「こんな現実でも――認めるしか、ないんだよ」彼女の口から語られるのは、かつてあった、そしてこれから起こるであろう“現実”の話。――清里芽衣という一人の少女の、過去と現在の話。
『実現するラブコメ』は、現実の大きな壁に阻まれる。
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
感情タグBEST3
現実は厳しい
表紙含めラブコメと謳っているもののラブもコメディもない異質な内容となっております。現実の厳しさをまざまざと見せつけられてかなり辛かったです。主人公がこの最大の壁をどう乗り越えるのか楽しみです。
Posted by ブクログ
今巻も面白かった。けど暗い!一巻通して暗い!
そして7番さんの出番が少ない!次巻ではもっと7番さんの出番を増やして!それで何時かは一巻丸々7番さんが主役の巻を読みたい。最後に一言「自分が思っとる普通が他人にとっても普通やと思うな。自分が思っとる異常が他人にとっても異常やと思うな。」
Posted by ブクログ
丸々1巻、芽衣の中学生時代の話。
みんなを笑顔にしたいという希望を持ちながら、あまりにも並外れて優秀だったために周りが付いてこれず闇落ちしてしまうというお話。
現在の耕平とパラレルなものとして描かれているが、中学という偏差値がバラバラな環境、性的な魅力といった部分など大いに違いがあるので言うほど一緒じゃなくね…? と思いながら読んでしまった。
この巻はいらない
芽衣ちゃんが普通でいなくちゃいけないと思うようになってしまった背景を、こんな理由で語るなら1章で十分です。丸々1巻を使うほどの説得力のある内容になっていません。こんな程度なら、またみんなと笑って過ごしたい、と頑張る気持ちが湧き上がってきたとしても全くおかしくありません!
もしかして、後の巻でそうなるのかもしれませんが・・・