【感想・ネタバレ】御聞番 会津藩・最後の隠密のレビュー

あらすじ

敵陣に入りこみ、死をもって味方に利をもたらす間者を、死間という。その死間となり、幕末の京都で活躍する、会津藩御聞番・大庭恭平。しかし時代の大きな流れは、会津藩も恭平も呑みこんで翻弄する。風雲急を告げる京都で、隠密の恭平が見たものは。維新をはさみ動乱の渦中を生きた一人の男の、波乱の生涯を描く歴史小説!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

感情タグはまだありません

Posted by ブクログ

会津藩御聞番・大庭恭平の苦難の生涯。
間者として勤皇浪士と行動を共にする恭平は、敵方の一味として処分される覚悟で密偵活動をする「死間」だった。
極刑はまぬがれ流刑となり6年の投獄に耐えたが、解き放ちになった時にはすでに戌辰戦争が始まり、会津は賊軍となっていた。

第二章は衝鋒隊に加わっての戦闘、第三章は敗戦後の斗南藩の開拓が描かれる。

0
2010年12月10日

「歴史・時代」ランキング