【感想・ネタバレ】韓非子 第四冊のレビュー

あらすじ

中国古代の法家思想の大成者とされる戦国末期の思想家韓非とその継承者の論著の集成。人間とは自分の利益を追求する存在であるという非情な人間観から、歯切れのよい文章で、法律・刑罰を政治の基礎だと説いてゆく。秦の始皇帝の法律万能の思想こそ、この法家思想であった。また、伝説・寓話に満ちた書としても有名である。付・索引。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

完全な政治などないのだと教えてくれる本。

韓非子は法家思想の代表格だ。
彼は政治の基本は賞罰しかないと言い切っている。

確かに功績のあるものを褒め、間違ったことをした者には罰を与えるというのは理に適っている。
当時の中国の時代に儒教的な教えを広めていた中でも韓非子は批判している。
人は信賞必罰をもってしか動かせないと。

時に非情にうつる彼の手法であるが、
それは必死に国を変えようとしている彼の思いではないか。
いつの時代も変革を求めているなかで
変わらない世の中であるが、彼は自分の思想をもって国を変えようとした。
その思い・情熱には感動できるものがある。

それがこの時代にも読み継がれている理由なのかもしれませんね。

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2014年12月13日

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