あらすじ
辺境の森で、ひっそり家族と暮らしているディアナ。けれど六歳になったある日、前世の記憶が蘇る。それは、無実の罪を着せられて処刑された、隣国の王女アシュリナとしての記憶だった。さらにディアナは、前世で疎まれるきっかけとなった「癒しの力」が今世でも使えることを知る。同じ悲劇を繰り返さないよう、心優しい兄にだけ秘密を打ち明け、普通の女の子として生きることを決意するのだが……十年後、森で倒れていた青年を助けたことで、事態は思わぬ方向に動き出し――ネットで人気のヒストリカルファンタジー! ※電子版は単行本をもとに編集しています。
...続きを読む感情タグBEST3
記憶持ち聖女
話としては前世の記憶持ち聖女ですね。でも、前世で理不尽な目にあったが故に今世でも聖女になるか葛藤するところはとてもよく描かれていました。ありがちな正義感であっという間に聖女になるわけでもなく、丁寧に書かれていて好感が持てます。
家族のことを想うが故に悩みながら、目の前で苦しんでいる人を見捨てられないという本能にもにた使命。難しい選択ながらも決断したヒロインはすごいなと思います。
お兄ちゃんも何が正しいのか迷いながらも妹を守るという点にブレはなく、これからもっとたくましくなりそう。
読み切りではないので、これからお父さん、お母さん達も巻き込まれながら、どんな展開になるのか楽しみです。
ドラマチックな展開
前世の記憶?を持つ少女。
村から離れた森の家に住み、父と兄が狩りをして、優しい母と一家仲良く暮らしている。
でもでも、一番の理解者の兄は、父の弟が亡くなった後で引き取られた従兄弟で、何だか王家ともいわくがありそうで、ドラマチックな展開が期待できそうです。
え〜続くのね…
面白かったです。
前世の聖女としての記憶のあるヒロインが、迷いながら聖女として厄災の魔女と対する決意をするお話。
まだまだ序章で、これからが本編という感じだったので、この本で完結すると思っていたので☆−1です。
続きが気になるので、出来れば完結して読みたい派なので…。ですが、厄災の魔女との対決も、兄様や王子との関係も続きが楽しみです。
Posted by ブクログ
お花畑な軽いお話ではなく悲惨な面もある。続きは出るのかな?人気次第な気がします。
癒やしの力を持つ王女が処刑後に転生するストーリー。
聖女の意味とか転生の理由を知り、隣国の厄災の魔女に抗う決意をするところでラスト。
最近よくある王子様に甘やかされるストーリーではない。
まあまあ
主人公や他登場人物などは好感を持てて悪くないのだが、ストーリーのせいか?なんだかところどころが重い、、、。
面白いとは思うし、この先どうなるのか気になりはするが、雰囲気が真面目すぎというか重い感じがするので、気軽に2巻買おうって気持ちになりにくい