【感想・ネタバレ】龍に恋う 七 贄の乙女の幸福な身の上のレビュー

あらすじ

力の暴走を抑えるため自らを掛軸の中に封じた銀市が、珠の尽力によって帰って来たのが去年の暮れのこと。
激動の年が明け、銀古も日常を取り戻した頃、珠は銀市から「故郷を探し、父に会おうと思う」と打ち明けられる。自らの過去と向き合おうとする銀市の覚悟を受け止めた珠は、ともに彼の故郷を探すため、雪深い信州へ足を運ぶことに。
初めての蒸気機関車、初めての旅館。慣れないもてなしに戸惑ったりしながらも、銀市との遠出に心躍らせる珠。
そんな中、一連の騒動の原因であるアダムが、突如二人の前に姿を現す。
掛軸の中の世界で、二人の決別の原因となった大火事件の真相を知った珠は、銀市とアダムの間の誤解を解くためにある提案を持ち出して――?

人と妖がともに生きる未来のために――
波乱の「半妖編」、ついに完結!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

銀市側の方は今回で落ち着いたかなという印象です。
婚前旅行か?と言う感じの雰囲気で読み進めていたら銀市からの告白で珠の方の感情も急速に花開きかけたところで終わり…つ、続きを!と思ってしまいました。ただ、今回で珠の贄としての立場が話で聞けば聞くほど謎で…一体どんな村なのかという気持ちです。こちらも今後わかってくるのかなと思うと続きが待ち遠しい。

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2025年06月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

“いつか”を恐れて嘆くのではなく、大切な今を生きるために2人がゆく道が幸福で溢れてほしいと思うばかりです。
最後、珠はどう答えたんだろう?と、作者さんお願い後書き読ませて!!この本を書き終えた気持ちを教えて!!ってなります。

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2025年01月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ごたごたと気持ちに一区切り付く回。
個人的にはアダムさんには何かしらの協力という理由でまた出てきてほしいと願ってしまいます。銀市さんとの掛け合いが好きなので。
今後は珠の返事から結婚式?までまだまだ道のりは長そうでしょうか。

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2025年03月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

内容盛りだくさんな7巻という印象。
銀市さんの故郷探しのための珠との二人旅に、妖怪たちの能力奪取事件、人と人ならざるものとの恋の話(※主役二人とは別件)などなど。
二人旅なんて婚前旅行かとうきうきしていたら、早々に二人ではなくなったし。
そもそも貴姫さんが護衛についていたので、最初から二人旅ではなかったけれども。
アダムがまさかの合流、まさかの共同捜索に。
アダムの過去を前巻で知った珠としても、そして読者側としても、アダムの対応や言動をもどかしく思ったのではなかろうか。
完全悪じゃないからなあ、彼。
故に彼が最後に選んだことも切ないし寂しく思えてしまった。

アダムの件も含めて、取り敢えず銀市さんの件はこれで粗方片付いたかなと思う。
彼の父母の件も決着がついたし、何よりラストがね……外堀埋めてからのこれかー!という。

一方で珠の方は謎が増えた印象。
早速8巻からそこに突っ込んでくれる模様。
引き続き楽しみにしております。
何より銀市さんに対する珠の答えがまだなので。
完全には自覚していないのか……珠は珠でもどかしいぞー!

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2025年01月24日

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