あらすじ
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伝わる! 使える! 毎日がラクになる!
と大反響を呼んだ「声かけ変換表」待望の書籍化!
「楽々かあさん」として発達障害&グレーゾーン子育てのアイデアやコツをシェアする著者が、
育児を続ける上で効率の良い声かけ例をまとめた自作の「声かけ変換表」。
本書は、かつてネットで公開するや14万シェアを超えるなど
大反響呼んだその「声かけ変換表」を、6年の歳月を経て、大幅に追加し書籍化したものです。
3人の子ども達の子育て真っ最中の著者が、
かつては怒ってばかりだった自身の経験や、その後の子ども達の成長と変化、
思春期の関わり方、SNS等で寄せられた多くの声などを踏まえ、
発達障害のある・なしにかかわらず、どんな子にも伝わりやすい166もの声かけ変換例を、
身近な話で「具体的に」「わかりやすく」お伝えしていきます。
●本書版「声かけ変換表」フルバージョンのダウンロードつき!
■本書に収録の声かけ変換の例
「ここができてないよ」 →変換「ここまでできてるね」
「〇〇しちゃダメ!」 →変換「〇〇しよう」
「ちょっと待って」 →変換「あと◯分待ってね」
「宿題、いつまでかかるの!?」→変換「ここまで終わったら、おやつにしよう」
「ダメ!」 →変換「ここまではいいけど、ここからはダメ」
「空気読んで!」 →変換「今、みんなで〇〇しているところだよ」
…など、
子育ての困った場面で即・使える166例の声かけ変換と、
毎日がラクになる親子コミュニケーションのヒントが満載!
家庭でムリせず自然に続けられる、手軽な療育・サポート・SST・ペアレントトレーニングにも!
「お子さんに『伝わらないな』と思ったら、
まずは、本書をヒントに声かけをちょっと変換してみるだけでもOKです。
そうしているうちに、いつの間にか、子どものできないことがあまり気にならなくなる。
だんだんと、できることが少しずつ増えている。
なんとなく、我が子の長所も短所も愛おしく思える自分に気づく。
そしていつか、そっと手を離せる日がくる気がする……。
そんな風に、本書を手にとって下さったあなたが実感できるまで、
数ヶ月~数年間、一緒に子育ての伴走ができたなら、こんなにうれしいことはありません」
■著者大場 美鈴(おおば・みすず)
楽々かあさん
1975年生まれ。うちの子専門家。
美術系の大学を卒業後、出版社で医療雑誌の編集デザイナーとして勤務し退社。実父の介護経験を経て、結婚。
3人の子宝に恵まれる。長男はASDの診断とLD+ADHDの傾向がある。
次男、長女はいくつか凸凹特徴があるグレーゾーン。
2013年より、「楽々かあさん」として育児の傍ら日々の子育てアイデアをシェア・情報発信する個人活動を開始。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
良書。発達障害のあるなしに関わらず、全ての子育てに参考になると思う。何度でも読み返したい。
途中途中にある、作者さんの、○○の法則、のコーナーが特にためになった。
Posted by ブクログ
読み終えてすごいなーの一言。
うまく行かないことを諦めずにあの手この手で、あせらず、あきらめず、子育てをされている。
内容は難しくなく書かれているけれども、これを実行出来るのはとても忍耐力が必要になりそう。
この本は発達障害、グレーゾーンの子育てから生まれた声かけとなってはいるけれども、普段の人との付き合いでも役に立つ内容になっていると思う。
自分の話し方、伝え方も振り返ることが出来て読めて良かった。
Posted by ブクログ
子育てにおける実用的な声掛け方法についての本。発達障害の有無に関わらず活用できるものが多いと思う。
これで上手く行くなら苦労せんわ、と思うところもなくは無いけど、実践する価値はありそう。
子供を否定し過ぎず、対等な存在として尊重した声掛けを心がけたい。
Posted by ブクログ
ご経験やこれまで学んでこられたことが、母親の立場から具体的に紹介されていて、わかりやすかったです。
わが子が幼い頃に出会っていたら、とても助けになっただろうなと思いながら読みました。
子育て中の母親の、応援団のような本でした。
Posted by ブクログ
読み終わって心が軽くなりました。
ついつい子どもたちに多くの事を求め過ぎてしまって、反省する毎日でしたが、子どものありのままの姿を受け止めて、寄り添っていけたらなと思います。
まずは心を片づける声かけから始めてみようと思います。
Posted by ブクログ
同じ著者の前回の本では、良いこと書いてあるのは分かるけどちょっと疲れてしまったが、
今回は最初(chapter0)と最後(エピローグ)が、親向けへのメッセージで、それがとても良かった!
子供への声かけをするためには、まず自分にも優しくしよう(自分を粗末にしない、できないことがあってもいい、ちょっとくらい怒ってもしゃーない)という著者の声かけで、肩の力がふっと抜けた。
chapter4のダメなときはダメ!の声かけパターンを複数知れたのは良かった。前向きな声かけ(chapter1.愛情伝える、2.自信をつける、3.具体的に伝わる声かけ)は他の本でも読んだことあるものだったが、
ダメなときはダメ!は、そういえば中々知る機会が無かったので、貴重でした。
Posted by ブクログ
子どもの発達は個人差だけでなく個人内にも差があり、それを無理に変えようとしないという意識と、常に最適な言葉かけができない自分を責めないという心構えがまず第一に必要と分かりました。
大人が子どもに貼ったレッテルは優等生にせよ出来ない子にせよ、どれも呪いになるのだから、行動を観察しながら「自己肯定感(根拠のない自信)」より「自己効力感(根拠のある自信)」を持たせることが大切だと思えました。
他にも具体的な声かけのポイントが手取り足取り書かれていて、子どもを育てるすべての人の安心につながる本だと感じました。
Posted by ブクログ
発達障害の子どもを支援してる側としては、基本的なことが書かれているなあという印象でした(マイナスな意味ではなく、あくまで記載されてることは日常的に理解した上で支援している、という意味です)。
発達障害にあまり知識のない方で、うちの子は周りと比べてどうしてできないの?!と焦っている親御さん方に向けた本なのかなと思いました!!
Posted by ブクログ
発達障害児に対してどういう関わりが良いのかを勉強中に出会った1冊。
中身は家庭内での話が主で、親と子のコミュニケーションのうち、親の声かけの具体例がたくさん載っていました。
発達障害児の支援者として、親子関係の改善に役に立てられそうなネタもいくつかあり、参考にしたいです。
ただ1番参考になるのは当事者の親御さんだな〜と感じていて、今の私の立場からみると少しズレているような当事者向けの内容でした。
Posted by ブクログ
新しい子育ての方法が書かれているわけではありませんが、お母さんが前向きになるアドバイスが多くて、読んでいて元気が出ます。
学校での小さなトラブルがあったときの声のかけ方なども、書かれているので心強く感じました。
小学高学年から中学生のお子さんがいるお母さん向けの本だけれど、お父さんも読んでほしいです。
379.9
Posted by ブクログ
5歳の子どもに対しても使えるフレーズはたくさんあるが、もっと上の子どもが対象になることのほうが多く感じ、また時期を見て読みたくなる本だった。
育児書などは、最近好きになり子どもが幼稚園に入ってから読み始めたのだが、あまり深く考えず、さらっと斜め読みくらいが育児する側からすると精神的に丁度良い。
ここに書かれていることはささーっと読むのには、とても読みやすかった。