【感想・ネタバレ】信長と将軍義昭 連携から追放、包囲網へのレビュー

あらすじ

各地を流浪した足利義昭は、一五六八年、織田信長に奉じられて上洛し、宿願の将軍職に就いた。長らく傀儡にすぎないとされてきた義昭だが、近年では将軍として行使した政治力が注目されている。京都から追放された後でさえ、信長に対抗できる実力を保持していた、とする説もある。上洛後の信長と義昭は果たしてどのような関係にあったのか。強烈な個性を放った二人が、連携から確執、対立へと至る過程を詳述する。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

信長と義昭の関係にフォーカスを当てた考察本。目新しい内容はあまりなかったが、理路整然と纏められていて良かった、あとがきに、筆者が自らの推測の部分が多くなってしまった点に触れていたが、それほど推測内容に違和感がなかったので邪魔にはならなかった。義昭についての評価は分かれるところだが、将軍としてのプライドと打倒信長の執念は、自分としては評価したい。

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2015年12月06日

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