あらすじ
ママがこどもの才能を引き出す?
いいえ本当は、こどもがママの才能を引き出すんです!
親子セラピストとして2500組以上の親子と出会ってきた著者は言います。
「アトピーやハンディキャップを持って生まれてくる子、夜泣きがすごい子、言葉をなかなか話してくれない子……。
本当にこどもはたくさんの特徴を持って生まれてきます。
これらの症状にはすべてママが“本当の自分”を生きられるようにという、こどもからの切なる願いが込められているのです」
たとえば……
【人に甘えるのが苦手なママ】のところには、【思いっきり人に甘えるこども】がやってきて、「甘え方」のお手本を見せてくれたり。
【人の目を気にしてばかりいるママ】のところには、【人の目を気にしないこども】がやってきて、「人の目を気にしない」方法を教えてくれたり。
こんなふうにしてママを助けようとしてくれているんです!
信じられないかもしれませんが、この事実は、最近の“胎内記憶”という医学的な研究で、世界中のこどもたちが口をそろえて
「ぼくは空の上から、ママを守るためにやってきたんだよ」
と発言していることからも、証明されてきています。
胎内記憶研究の第一人者・池川明先生とのスペシャル対談も収録!
【著者プロフィール】
長南華香 (ちょうなん はなこ)
株式会社Cherish 代表取締役
以前から学び続けていたスピリチュアルリーディングや国内外のメソッド、心理学を活かし、親子セラピストとして活動。
全国から口コミで広がり、親子カウンセリングは2500組以上、講座やワークショップの総動員数は2000組以上にのぼる。
ブログ: http://ameblo.jp/cherishhikari/
HP: http://cherishone.com
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
私はこの本の作者にすごく共感しました!
作者さんは少し特殊能力があるの?か、体内の子供の声が聞けたり、自分の体内記憶やその前の記憶があるようで、さらに作者さんのお子さんは本当に神様のような方で、自分の前世のことやお母さんの小さな頃のこと、なんでも知っているようです。
そんな話が嘘かほんとかは第三者からは全く分かりませんが、この本の作者の言いたいことは、「子供はお母さんに幸せになってもらいたいという思いがある」ということ。
子供を産んでから2年半が経ちました。イヤイヤ期絶頂で、キレてしまうこともありますし、取り扱いに困惑することも、一緒に泣くこともあります。どうしてこんなにいうことを聞かないの、なんでそんなに困らせたいの?と思い悩んでいたりもしました。でもこの本に出会う少し前から、考え方を変えてみました。もしかして、何か伝えたいことがあるのかな?でもまだうまくいえないから、いや、とか癇癪を起こすとか、泣くとかの表現になり、それを親が勝手に困らせてると勘違いしているだけなのか…?と。
この本を読んで、その考えが確信に変わりました。子供は必死で何かを伝えている、それを読み取れていないのは親である私の方だったのだ、と。
「お母さんを幸せにしたい」
何度も繰り返される、体内記憶のある子供達の言葉、目からこぼれそうになる涙を堪えるのに必死でした。
親に幸せになってほしくない子供なんていない。でもそれを私たちは忘れているのかもしれない。
この目の前の小さな子の生活を守るのに必死で、自分の幸せ、笑顔が消えていたのかもしれない。
ママ、そんな怖い顔しないで、泣いてる僕を抱きしめて、暖かさを感じて。ほら、生まれた時のあの日のこと覚えてる?僕は泣いてるだけだったけど、ママが僕のことをすごく愛おしく感じたあの日。ただ呼吸をしているだけで、生きているだけで命に感謝したあの日、思い出して。ずっと先のことなんていいの、今この瞬間を大切にしてね。
そんなことを伝えてくれているのかもしれない。
親子関係の悪い夫は、この話をすごく嫌う。子供は親の道具なような言い方、親の勝手な解釈だ、と。
親子関係の良し悪しは、親側が子供のメッセージを受け取れるかどうか、だと感じた。夫の母は、子供の発言を否定する。「そんなこと言ったって」「でも」「勝手に勘違いしてるだけ」そう言って、息子たちの言ってることに向き合ってこなかった。いつだって振り返る瞬間はあったのに。親が変わらなければ子供は変わらない。それを身をもって体験させてもらったと思った。
この本を読んで、わたしも親を大切にしようと思う。
世界は愛で溢れている。
子供の意見を尊重できる親が増えることで、きっともっと生きやすい世の中になると思う。
Posted by ブクログ
(7歳までは)「ママが『あなたはすばらしい子ね』と言うと、「私はすばらしい子」に。ママが『あなたはダメな子ね』と言うと、「私はダメな子」に。
つまり、自己イメージを決めるのは7歳まで。
潜在意識に入った自己イメージをもって、このあとの人生を送るのです。p.114
では、妊娠中のどんなことがバーストラウマになるのかと言うと、よくあるのは、本当は男の子を望んでいたのに女の子ということがわかって両親ともにがっかりした、というケース。
この場合、「私は女として生まれてよかったの?」という疑いを持っているので、赤ちゃんは自分に対して女性としての価値を見出せなくなることも。
すると、その子は将来、生理痛に苦しんだりといった子宮のトラブルが起きやすくなります。……p.143
また、病院によっては「母子別室」の場合もあります。
赤ちゃんは、お腹の中でママと一緒で、ママが大好きなので、生まれてからもずっとママと一緒にいられると思っています。
しかし、それは赤ちゃんの思い込み。でも、そんな事情は知らないので、「なんで、ママは一緒にいてくれないの? 私のことが嫌いなの? フン」とひねくれてしまいます。
そのため、おっぱいをあげても
「ママは私のこと嫌いなんでしょ! いいよ〜だ! ママからの愛を受けとりません!」というように、ひねくれておっぱいを飲んでくれなかったり、……p.152
その場合は、トラウマの書き換えをすれば大丈夫です!
ポイントは、こどもと感情を共有すること。
たとえば、母子別室になってしまった場合、こどもは「ママは私のことが嫌いだから一緒にいてくれなかったんだ」という”悲劇のヒロインマインド”を起こします。
そこで、「ママと離れて辛かったよね。悲しかったよね。独りぼっちで孤独で寂しかったよね」と話しかけて寄り添います。
すると、こどもは「ママは、私のこと分かってくれた!」と満たされるので、その感情が溶けていきます。p.156
♪♪♪♪♪♪
いろんな母子の事例を紹介してくれていて、自分もそういう思い込みや勘違いをずぅっとしてたダケなのかしら……って気になりました。なんだ〜、もうこんな悲劇のヒロインマインドなんかイラナイわ!!
……ってカンジ♪( ´θ`)ノ
こどもの気持ちの翻訳、ありがとうございます♪( ´▽`)♡♡
Posted by ブクログ
ママを救うためにやってきた神様たち。
まだまだ三兄弟のメッセージが読み取れてない母。
自分の気持ちを大切に。
家族を信用して。
素直な気持ちをいっぱい出して。