あらすじ
多くの人は雑談について「相手が興味を持ちそうな話をすればいい」と思っているが、それは大きな勘違い。じつは本当に面白い話題とは、「話し手が一番興味がある話題」である。そしてその話の構成を工夫しさえすれば、誰もが引き付けられる話になるのだ。「書くより喋る方が100倍も好き」と語るベストセラー作家が、面白い話を構成する技術を開陳。「地球上には、自然界で生きていけない動物が一種類だけいる」といった薀蓄(うんちく)や、一度聞いたら忘れられない著者自身の失敗談など「ウケるネタの具体例」も満載。雑談で人を楽しませる快感を味わうための一冊! 【ダメな雑談を面白くする三か条】 ●1 相手の興味に合わせるな ●2 「つかみ」で相手を揺さぶれ ●3 話の「急所」を押さえよ 【本書で紹介する「ネタ」】 ●惑星の「惑う」って、どういう意味? ●百田尚樹が爆笑した傑作ツイッター ●宮本武蔵、実は佐々木小次郎と1対1で戦っていない? etc.
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Posted by ブクログ
自分が伸ばしたいと思っているものの一つとしてトーク力・雑談力というものがあったので、気になって読んでみた。
一番参考になったのは「他人の興味に合わせるのではなく、自分の興味があることをいかに面白く語るか」という部分。今まで私は興味ないことでも他人の会話に合わせるために知っておかなければならない(色んな分野を知るのは良いことと思う)などと考えていたが、自分の好きなものを面白く語るテクニックという部分には目を向けてこなかった。また、語るにはインプットが大切とあったが、積極的に話を聞いて取り入れるというのは大事だと改めて感じた。
自由に過ごせるこの半年で読書や映画鑑賞等を通じて色々なネタを取り入れ、雑談力を高めたいと思う。
Posted by ブクログ
タイトルからして、話し方のテクニックを伝えるスキル上達本だと思って読み進めると決してそのような薄っぺらい内容の本ではなかった。技術うんぬんより先に、人を楽しませたいと言う意識が大前提で持っていないといけないものであった。相手を意識することで反応を見ながら話すスピード、膨らませかた、ストーリー展開などを変化させることができるようになる。また印象に残った内容として、聞き上手になること、自分の興味を持った内容について話すこと、同じ話を何度もこすることなどがあった。
様々なジャンルのお話を百田さんが紹介してくださっているので、参考になりました!