あらすじ
どれだけ僕を嫌い憎んでも
君の全てを手に入れる。
神殿の下働きをしているユスティネは、
幼い頃に王太子の座を追われ聖職者となったレオリウスの世話係に突然任命される。
美しく高貴な人に仕えることに最初は臆していたものの、
穏やかなレオリウスの人柄に触れ、
ユスティネはいつしか心惹かれるようになっていた。
だが、あることをきっかけに変貌したレオリウスに純潔を奪われてしまう。
レオリウスはユスティネを神殿奥深くに監禁し、
子を孕むまで陵辱し続けるつもりだったが……。
王位継承権を簒奪された聖職者×世話係の乙女、
逃れられぬ運命に翻弄された想いの行方は──。
【目次】
序幕
1 宝物の時間
2 夜の川
3 王太子の帰還
4 日陰に咲く花
5 誓い
終幕
あとがき
感情タグBEST3
ぎょえーと言ってしまった
作家さん買いです。
大変切なくてしんどくて、そして優しいお話なのだけど、てひどい聖職者、えげつないな、と思い、もはやレイプのシーンは思わず「ぎょえー」と言ってしまいました。
なんてこった、と思いつつ、レオリウスの哄笑にぞわーっとし、ハラハラしながら読みました。
ほどよく男女の視点が切り替わるのでそれも大変好みでした。
ユスティネが納得できるラストでよかった!
匿名
面白いけど
突然のヒーローの変貌ぶりがいかんせんえげつない。この作者様の作品は沢山読んできてるけど、ん??と思うのは初めてだったかな。最終的にはハピエンですが。
匿名
思ったのと違った
清廉潔白な聖職者が好きなので、それを予想して購入したけど違いました。ヒロインの乙女のアザを見つけてすぐ無理矢理に処女を奪ったのも嫌だし、もし乙女のアザが別の女性にあったらヒロインと同じように犯していたのかと思うと冷めました。それに、心の通じ合っていない性行為はヒロインとヒーローとであっても読んでいて辛いです。
うーん
設定は、そこそこ面白いのに、クライマックスの展開の持って行き方にかなり無理がある気がします。
あと、官能シーンもいまいちでした。人気の作者さんで、かなりの作品を読みましたが、これは残念ながら、私にとって、初のハズレでした。