【感想・ネタバレ】人事の古代史 ──律令官人制からみた古代日本のレビュー

あらすじ

古代日本において、国家を運営するうえで律令官人制という仕組みがつくられ、緻密な評価システムに基いて天皇を中心とする官人統治がなされた。そして政治が動き出し、官人の差配も変化し、報復左遷や飼い殺しのようにみえる人事もまかりとおるようになったのだ。では、その実態はどのようなものだったのか? 人が人を管理する上で起きる様々な問題を取り上げ、古代日本の新たな一面に光をあてる。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

<目次>
プロローグ
第1章   国家と人事のしくみ
第2章   官職に就けない官人~散位の世界
第3章   政争のあとさき
第4章   平安京と官人制の転換
エピローグ

<内容>
「人事」と銘打っているが、律令制全般をうまくまとめてくれている。ちょうどこのあたりの授業をしていたので、タイムリーであった。実例も多く、わかりやすい記述だったと思う。

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2020年07月18日

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