【感想・ネタバレ】青くて痛くて脆いのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

あらすじにある通り、互いに傷つけあうことの本当の意味、さらに自分の視野のみという狭い環境で他人を見ることの怖さを痛感した。また、互いに空いた穴を埋めることの難しさも考えさせらせれた。

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2024年05月18日

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ネタバレ

 自分しか見えていなかった主人公に終盤までムズムズしながら読み進めていましたが、最後気付いてくれてよかった。
 相手がどう思っているか、自分の中で完結させない。田端くんは自分の中のテーマを壊して、弱い自分を受け入れることができた。
 実際、自分の弱さに気付いて向き合うことは簡単なことではないですし、他人を通さないと理解らないこともあると思いました。
 

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2024年01月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

気持ちを素直に伝えることは、勇気が必要だったり、めんどくさいこともあるけど、やっぱり大事だよな、というのを再認識する話だった。
あと、ちゃんと伝えないと相手には伝わらないのよね。
こういう失敗は人生の中でやった方がいい経験になると思いつつ、規模がでかかったね。

人が増えていく中でモアイが就活斡旋組織と変わっていくところが描かれていなくてちょっとモヤっとしたけど、自分がいない組織がなんで今のように変わっていったのか想像しようともしない主人公とリンクさせてるなら納得。

映画、杉咲花さん・吉沢亮さんだった記憶があり、脳内再生しながら読んだのでイメージわきまくりでした。

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2023年09月20日

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ネタバレ

主人公楓の自分がいた頃のモアイに戻って欲しいと言う気持ちが、途中までよくわかっていたつもりだった。しかし、読み進めていくうちに「本当にその方向に進めたいの?」と言う楓を止めたい気持ちが浮かんだ。董介の降りると言った時の気持ちは、私のそれと似ていたのではないかと思う。
本当に大事だったからこそ、行き過ぎた行動になってしまったが、自分で言っていたように、あの場所にいたかったというのがたった1つの願いだったんじゃないか。
人は変わるし、誰かを100%理解することはできない。それでも関わっていくには、対話が不可欠。
また、自分を止めてくれる声には、しっかり耳を傾けたいと思った。

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2024年05月19日

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ネタバレ

大学で声をかけてきた秋好と二人で秘密結社を作る。理想を語っていたが、メンバーが増えるにつれ秋好は現実も見ていく。失望した主人公は秘密結社を辞め、壊して元に戻そうとする物語。

途中までは秋好が死んだものとし、読者のミスリードを誘う。実際はあだ名のヒロとしてリーダーをつとめている。関係値が戻ってハッピエンド展開かと思ったが、そうはならずもやもやが残って終了。

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2024年02月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

社会人になってから読みました。
ある程度大人になってからは周りへの執着がなくなり、主人公の感情に共感できる部分は正直あまりありませんでした。
しかしこの小説ほど大きなものでもないし、何か行動に移したわけでもありませんが、学生時代の自分はこの物語に出てくるような嫉妬や固執のような感情持っていたとおもいます。
そんな誰しもが少なからず持っているような負の感情を物語に落とし込んでおり、タイトルの通り青くて痛くて脆い大人と子供の中間の青春が描かれていました。
特に物語後半楓と秋好が対峙する場面では読みながら心拍数があがりページを巡る手が止まりませんでした。
自分の黒歴史的部分を刺されつつ読み終わった後は前を向けるような読書体験で面白かったと思います。
もう少し若い頃に読んでいたら多分今よりも深くこの物語に共感し、没入できたのかなと思います。
それにしてもこの作者は青春の中にあるままならなさを表現するのがとても上手いな、、、

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2023年09月18日

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