【感想・ネタバレ】ポイズンドーター・ホーリーマザーのレビュー

あらすじ

女優の弓香の元に、かつての同級生・理穂から届いた故郷での同窓会の誘い。欠席を表明したのは、今も変わらず抑圧的な母親に会いたくなかったからだ。だが、理穂とメールで連絡を取るうちに思いがけぬ訃報を聞き……。(「ポイズンドーター」) 母と娘、姉と妹、友だち、男と女。善意と正しさの掛け違いが、眼前の光景を鮮やかに反転させる。名手のエッセンスが全編に満ちた極上の傑作集!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

ポイズンドーターホーリーマザーの2編特に良かった。
弓香視点のお母さんはあんなにも毒親だったのに、周囲から見るお母さんはそんな人ではなくて、なんなら毒親とは真逆なところにもいたように感じて辛かった。理穂が言っていた「溺れる」の表現の部分も印象的。浅瀬で苦しんでいる人とその奥の深いところで苦しんでる人、違うんだろうなあ。
毒親って表現そのものにもちょっと違和感を持った。
母親と娘、その絆、線引き、全て難しいよなあ。

0
2026年02月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

4話分入っていて、短編なので飽きずにサクサク読めた。
1つ目の話は小説家を目指す3人の話
スタート地点は一緒だったはずなのに、自分もこんなに頑張っているはずなのに、、と相手の活躍を見て妬んだり羨んだり。はたまた自分の方が格上だと思っているうちは相手を下に見てばかにしていたり。
ほんとは他人と比べることなんて無いはずなのにどうしてもそう思ってしまうことはあるよなと自分にも心当たりがありました。ただ、一概に妬み嫉みが悪くはなく、それをバネに自分も頑張ろうと思えるかどうかが人間の成長への繋がることを再認識しました。

2つ目の話は同じアパートに住む子どもたちの話
ほとんど最後まで女の子視点から語られる。
が、最後1ページくらいは男の子視点。そこで全てが女の子側の勝手な解釈だったことがわかる。ただ、この話はじゃああの時男の子が階段に座ってお腹すかしてそうだったことや勉強教わってたことなどなんだったんだろう?と感じてよくわからなかった


3.4つ目の話は特におもしろく感じたけど、感想はまた気が向いた時に書きたいと思う、

0
2026年02月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

印象的な話は「ベストフレンド」

途中まで主人公の漣涼香が大豆生田薫子を妬み恨んでいるのかと思えば、実際には直下未来が殺害予告のブログを書き、行動に及んだと気づいた時、先入観の恐ろしさに驚いた。

漣は大豆生田のことを羨ましくも思っていたが、実際には強く尊敬し、心から親友と思っていたことを知ってしまうと、あまりにも無念で打ちひしがれた。

これがイヤミスなのかと衝撃だった。
だがイヤミスのはずなのに、文章の構成に感動したからなのか、極上の読後感だった。

0
2026年01月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「妬みをパワーに消化できないのは大概男」
この文大丈夫そ?笑
2013ならまあまだそんな時代でもないか

0
2025年12月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

短編集で読みやすかったです。
表題作の『ポイズンドーター』『ホーリーマザー』を一番期待して読んだのですが、自分ああまりピンと来ませんでした。
しかし、『マイディアレスト』『優しい人』は非常に面白いと感じました。マイディアレストは蚤取りに夢中になる狂った様子を展開に絡めている点、優しい人は貧乏くじを引き続けて苦しむ人がいることを前提に社会が成り立っている、優しくない人もいるがそれは悪では無いというメッセージがとても印象に残りました。
友人に進めるならこのふたつですね!

0
2025年11月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

飲み会までの待ち時間が暇だったので買った。
読み進めるごとに、異なる感情を抱かされて振り回される感覚。
物語としては、やはり題になっているお話が面白かったけれど……優しい人が一番好きだった。興味を持てる人間と出会えることの幸運たるや。

0
2026年04月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

イヤミスの女王湊かなえのポイズン短編集。
「善」と思って相手にしていた事が相手にとってそれは「悪」であって、そのすれ違いにより大きな事態に発展したり。。
よく言われる''毒親''は世間から見て当たり前にそう思われるから呼ばれているけれども、娘目線は''毒親''だけど世間から見た分にはそう思えないという場合は判断が難しい(判断するものでも無いけど)。
例えば、母が我が子に危険な目にあって欲しくないから「暗くなる前には帰ってきなさい」とかける言葉も子によっては色んな受け取り方があり、''毒親''と言う人もいれば''優しい母''と言う人もいる。。
''毒親''があるなら''毒娘''などもあるよね。
んー感想が難しい。

0
2025年12月18日

「小説」ランキング