あらすじ
かんちがい妄想が咲き乱れる第2巻!
薔薇の天使と称えられる美しき伯爵令嬢のローザ。
しかし実際は、男同士の恋愛に妄想をたぎらせる貴腐人であった。
一方、ローザの叔父のアントンは女同士の恋愛に妄想をたぎらせる百合の使徒。
久しぶりに再会した二人は、お互いの宗派(?)を布教すべく
水面下でバトルを繰り広げていた。
そんなとき、
王宮では王太子妃選抜茶会に端を発した陰謀の気配が。
ローザはそれに気づくこともなく、薔薇愛布教に邁進していたのだが
その加速し続ける妄想と腐りきった振る舞いが救国へと導くことに!?
感情タグBEST3
アントン叔父様
叔父様が、読み手の気持ちを代弁してくれている。叔父様これからも、ローザのツッコミ役として、近くで出演してくださいね。
飛ばすぜ!
腐腐腐腐腐。
遂に雌雄を決する時!
…どちらが雌で雄なのかは、さて置き。
やはり百合と薔薇は、相容れないのか?
刮目して見よ!!
Posted by ブクログ
2巻ではキャラクターの造形を深くするエピソードが入っていた。1,2巻通して読んで思うことは、「想像力」が世界を救うんだな、ということ。目に見えることをそのままただ受け取ることしか出来ていないから、人は目先の損得に振り回されるのだ。想像力を持って事象を捉えれば、「不幸」などというものは存在しなくなる。今この失敗は次の成功につながるではないかと想像するだけでいいのだ。コメディの形から見えてくる大きな愛。大きな愛になることは犠牲でも綺麗事でもない。全てを自分に都合の良いように想像することだ。
2巻でアントンという理解者を得られたことはローザにとっては素晴らしいことだった。彼女の根っこにある自己肯定感の低さ。腐女子としての自分を受け入れてくれて競い合ってもくれる身内がいることで、問題は解放されていくのではないか。
「ふつつかな悪女ではございますが」でも感じたが、この人の描くヒロインは沢山の人に好かれるが誰も選ばない。何かそこには、他人を好きになったり他人を選ぶということを自分に許していないような感覚を感じる。主役の周囲の人間への描写が深くなり際立ってくると、「自分(主役)の幸せも考えればいいのに」と思えてくる。どんな不幸も幸福に転ずる鋼のメンタル。それを受け止められるのはローザの場合は父親かもしれない叔父さんだった。レイリンの場合は今後どう転んでいくんだろうか。どちらにしても欠けているのは幼少期に「無条件に愛される」という経験だった。それを彼女たちは自らの想像力と努力で幸福に転じさせてきたのだ。彼女たちが大人としてパートナーシップを組むためには、失われた少女時代を取り戻さないといけないのかもしれない。難儀なことやね…
Posted by ブクログ
同士と思ったら、別の同士で叔父だった。
優雅な始まりだと思いきや、驚きの相手でした。
そしてまた勘違いが加速していくのが面白い。
これ、どうするつもりなのでしょう(笑)
弟の友人も出てきて、さらに加速。
唯一止められそうな叔父も、ちょっと勘違いが
入ってきているような…。
面白いのでこのまま勘違いし続けてくれるといいですが
結婚問題、出てきますし…。
その辺り、どう回避するのでしょう。
Posted by ブクログ
驚いたわ……この話には出てこないと思っていたのよ……何がって? この話には存在していなかった「ツッコミ役」よ。で、ツッコミ役が出てきたのに話が……あれ?変わらない(笑)?
Posted by ブクログ
ブレなく面白い!周りが勝手に言い方に勘違いしていくストーリーを描かせたら天下一品なのではないだろうか。大好物です。今作はローザの本性をかなり正確に理解している宿敵百合豚アントンが主要人物としてでてくるも、諸般の理由でまたもやローザに追い風となるところがすばらしい。最初のお茶会シーンは圧巻(笑)。まあ、色々とローザの謎とかわかるようなわからないような、色々とうっすら類推できるヒントが鏤められているのも良い。
”ネタバレーそれはローザからすれば、
人類における禁忌中の禁忌。
自分がされたなら一生相手を許せない、
おぞましい行為だ。”
刺さってきますわ。
1巻から再読します。