【感想・ネタバレ】贖罪のレビュー

あらすじ

15年前、静かな田舎町でひとりの女児が殺害された。直前まで一緒に遊んでいた四人の女の子は、犯人と思われる男と言葉を交わしていたものの、なぜか顔が思い出せず、事件は迷宮入りとなる。娘を喪った母親は彼女たちに言った――あなたたちを絶対に許さない。必ず犯人を見つけなさい。それができないのなら、わたしが納得できる償いをしなさい、と。十字架を背負わされたまま成長した四人に降りかかる、悲劇の連鎖の結末は!?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

全体的な結末も綺麗にまとまっていて良かった。それ以上に、事件に関わった4人の語り部分が湊かなえぽくて好き。
いつも思うけどこういう話の大ボス犯人は、身近な人のほうが盛り上がるタイプ。個人的には。
贖罪ではそうではなかったが、麻子の語りの中できちんと説明があったのでとても納得。良かった〜きらきら
クマのお兄さん?のセリフ
「人間なんて、手を伸ばせば届きそうなものはうらやましがるけど、手の届かないものは無視するものなんだよ」
これはずっと覚えてる、共感できる。

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2026年10月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

心情描写が細やかでよかった。
2章「PTA臨時総会」の養護教諭(奥井教諭)が「どこかの警察にウイルス送りつけちゃった」と言っていた件、4章「とつきとおか」のお義兄さんが処分を受けた件とつながっているのかなと思った。

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2026年10月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

5人の女性たちの独白内容がおもしろかった。
それぞれ抱えた償いに対する思いや捉え方と、それにより起きてしまった事の角度が違うおかげで、全く停滞することなく読み進められた。

読後感は悪くない。
ほんのり明るい未来を感じたからかな。

ただ、今ちょうどイヤミスを欲していて少し物足りなさを感じたので、「星5か4か…」と悩みながら評価。
「別の湊かなえ作品も読むぞ!」と気合いが入った。

終盤では、犯人についての深掘りを望んでしまったけれど、この作品のメインは『贖罪』だと思い出して頭を切り替えた。
犯人の心情は、“復讐心”だと簡単に位置づけることにして、深く考えていない。

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2026年10月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

告白に続いて有名なニアミス作品で嫌な人間味が存分に詰め込まれており、人間のイヤなところと心理描写が絶妙でゾクゾクした。誰も得してなく、全員不幸になってしまった。登場人物それぞれの「贖罪」が描かれるものだと思ったら、このタイトルは、エミリの死に直接的な責任は無い3人のトラウマをさらに引きずらせることになったエミリの母による「贖罪」という意味で回収されているような気がした。4人の子供が殺された子供の母から許してやらないという言葉を受けたばかりに、大人になっても、心に罪を抱えたまま、4人の人生が過ぎていく。 母と子供の関係、過去の出来事が全てが重なって、全てが起こり、全てが過ぎていく感じだった。

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2026年08月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

過去の事件について、それぞれの描写が描かれていて、読みやすかった。おもしろい作品ではあったけど、エミリちゃんの衣服?になにか液体がついていたとあったのに事件が迷宮入りなんて、あり得るのかなと思った。時代背景によるものなのか、警察の犯罪歴データベースに情報がないと見つけきれないものなのか、素人目にはわからないけど少し疑問に思った。

追記/調べてみたけどやっぱり過去に犯罪歴やDNA採取歴がないと特定は難しいみたいですね。時代背景もあるだろうけど、何かひとつが違っていたらみんなこうはならなかったのでは...と思わずにはいられない。

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2026年08月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

正直腑に落ちない結末だった。
エミリ母は紛れもなく被害者で、4人の少女に感情的な言葉をぶつけて人生に影を落とした加害者でもある。
そして狂わされた4人の少女による悲劇。

一体何があれば連鎖する悲劇を止められていただろうと考えるが、
やはり事の発端である弘章がしっかりしていたら良かったんじゃないかと思う。
秋恵ではなく麻子を選んだのは弘章。
飲酒運転をして事故したのも弘章。
職を失って見捨てられたという逆恨みはあるかもしれないが、教育に携わる人間が、エミリをあんな風に残酷に殺害したことは疑問に思った。

そんなモヤモヤとした余韻が残るのも、湊かなえさんの狙い通りなのかもしれない。

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2026年08月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一気に読んだ!
湊かなえさんのは、一気読みしがち。

いやー、重かった。ぜんぶ重かった。
もう読みたくないかも笑
誰も報われなくて、誰もが苦しんでて、私も辛かった!!
告白に似てるかも?後味が。

時が経って、全て終わった後にはみんなこれから前を歩いて生きていくんだろうってわかったけど…
2人目くらいで、犯人の目星がついてしまったけど、でもまさかそんな風に話が繋がっていくとは思わなくて、最後の現実?リアルタイム?の時には、えぇーって思ったよ。驚きはあった。
犯人がなぜ殺人を犯したのかってのは詳しくはなかったね。なぜ子だったのか?母親でもよかったのに。

小学生の頃に、友達の死を目撃したら自分ならどう生きていたかなぁ。
ましてや、その亡くなった友達の母親に、人殺しとまで罵られたら…。
トラウマになっただろうと思う。
私なら日本に居ないかもなぁ。誰も何も知らない世界で、ゼロから人生始めてたかも。
とは言え、人生のやり直しは効かないわけで。と、なると私も5人の少女達と同じように罪を犯すことになったのだろうか、とか考えると…
今度は自分がほんとうに罪を犯す側で、償わなければならないわけで、それこそが贖罪ということなのか??
たられば、だけど色々考えてしまう。深夜3時33分です。

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2026年07月03日

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ネタバレ

どんな展開になっていくか楽しみな書き方だったが、最後の犯人が南条というのは、こじつけな気がした。単純に殺害されたなら納得がいくけれど、強姦までする点が、南条という人間性があまり描かれていないため、合点がいかなかった。南条だって好きで麻子と交際していたわけだし、何故恨みに変わるのかもあまり納得できなかった。少し期待外れだった。

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2026年09月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

小学生で友達が殺人事件に巻き込まれてしまったら、外出すら怖くて出来なくなってしまうのではないかと恐ろしくなった。けれど、殺された子供の母親が、一緒にいた子たちに、八つ当たりのように、あなたたちが犯人の顔を覚えていてくれたら、と思う気持ちもわからなくはない気がした。
そんな経験をした子供たちがそれぞれに事件を引きずりながら生きる様子がなんとも苦しかった。
私は人の何倍も正義感の強い人間だからこそ、もし自分がそんな経験をしたら人一倍苦しむような気がした。

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2026年09月06日

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