【感想・ネタバレ】動物たちのまーまー(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

耳を澄ませ。何かが聞こえる――。テノリネコが膨らむ音が。徘徊するネコビトたちの呟きが。貝殻プールのラッコの水音が。盗んだトウモロコシをゆでる熊のご機嫌な鼻歌が。そして、吸血鬼(バンパイア)の奏でる陽気なラグタイムピアノが……。混沌と不条理の中に、世界の裏側へと読者を誘う魅惑的な企みが潜む。デビュー作『レプリカたちの夜』で大ブレイクした鬼才による、異彩を放つ傑作オリジナル短篇集。(解説・杉江松恋)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

表紙とタイトルと前作から何となく内容が想像できましたが、それをはるかに上回るぶっ飛んだ内容と理不尽さでした。まったくもって意味不明な世界観なのに有無を云わせずに物語に引き込まれてしまうのはすごいと思いました。
お気に入りは「ヘルメット・オブ・アイアン」。最初から最後まで夢を見ているかのような内容に頭を抱えてしまいそうでした。「杜子春」を読んでみたいと思います。

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2021年11月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

荒唐無稽、支離滅裂が心地よい。
思いがけず、声を出して笑ってしまう場面とか、全くわからなくなって前に戻ってよけい混乱させられたり。

『ベイシー伯爵のキラー入れ歯』を読みながら、なんかこの話は普通じゃんって思ってしまう自分の麻痺具合に驚く…

0
2021年09月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

印象に残っているのは

ネコビト×ピザ
ラッコ×ホタテ
熊×トウモロコシ
ワンちゃん×中華
ドラキュール×ドラキュラード

0
2020年07月30日

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