あらすじ
私は、「守られるべき存在」だ。
学校に行くことのつらさ、家にいることの苦しさ、自分自身についての悩み…さまざまな生きづらさを解決するヒントを集めた1冊。
中学生・高校生~大人まで読んでほしい、精神科医が教える“頼る”ことからはじめるセルフケア。
はじめに
第1章 自分を助けるためにできること
第2章 友だちの悩み
第3章 恋愛の悩み
第4章 家族の悩み
第5章 自分自身の悩み
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
いろいろなメンタルヘルスに関する本を読んでも頭にしっくりとこなかった方におすすめ。
10代向けに作られた本なので疲れ切って長々とした文章を読めない方でも読めると思います。
個人的に参考になったのは2つあります。
一つ目は、安全な相談者と距離を置くべき相談者を見極めるポイント。
二つ目は、自分を助けるスリーステップ。
なんとなくつらいという状態が少しずつ改善され、自分というものが浮かび出てくる感じがします。
相談の仕方がわからない、伝え方がわからない、相談して余計に気持ちが沈んだ経験がある方には、特に役に立つ本だと思います。
Posted by ブクログ
生きずらさを感じている10代がターゲットだが、10代からとあるように、成人してから読んでも決して遅くはない。
そうかあの時こうすればよかったんだという答えが出る。もっと早く知りたかったという気持ちもあるが、なぜ苦しかったのかの背景を知ることで今後を楽に生きていける。
子育てにおいても指針になるはず。
Posted by ブクログ
あなたは守られるべき存在である。
このことが正面きって書かれている本が、どれだけあるだろう、と思いながら読みました、
「安全な相談者」が明示されているのもよかったです。
大人の私たちも守られるべき存在で、
子どもたちも守られるべき存在で。
不安を感じたときにどうしたらいいか、
相談するのに迷いがあるときどうしたらいいか、
具体的に説明されているので頼れる内容だと感じました。
ほどよい行間で、読みやすいのもよかったです。
これからあちこちで紹介してまわる一冊になりそうです。
Posted by ブクログ
こういうときはどうしたら良いか?が勉強、友人関係、家族、恋愛などジャンルごとに分けて一つ一つ丁寧に説明されていて良かった。個人的には信頼できる相談相手と少し距離を置いた方が良い相談相手のところがなるほどな、信頼できる相談者になるにはこういうことを気をつけないといけないな、と勉強になった。
Posted by ブクログ
学校や家庭以外に相談先はあると
教えてくれる、良い本だと思った。
私も10代の時にこの本に出会えていたら
今よりマシな社会人になれていたかも
しれないと思った。
各学校に1冊は必ず置くべき本だと感じた。
・自分とは守られる存在
(ガマンするべき存在ではない)
・安全な相談者を見つけておく
(話を聞いてくれる、秘密を守ってくれる )
・私ってダメな人間…と思ったら
①「ふーん」と思う
②私、ダメじゃないし!と反論
・悩んだ時は親か親友になったつもりで自分で自分にアドバイスする
・恋愛で大切なことは楽しむこと、相手にとってどんな存在でありたいか?ということ。
好かれることは目的ではない。
Posted by ブクログ
最初に相手の意見を認めて、自分の意見を伝えるほうがいいのはわかるけど、相手の意見をいいと思ってない時は?
Aがいいんだ?でも私はBがいいなはどうなんだろか
親子共に認識が必要な内容
大人もまたその親との間でこういった問題を抱えていることも多く、こじれたままなことも多々ある。
でもこの本の内容を理解してる大人もちゃんといる。
その安全な相談者を見分けなくてはならないのが現状だが、こういう本も増え、少しずつ良くなってるんだなと感じる
okキャラ、大丈夫キャラ、私の中でも育てたい
Posted by ブクログ
10代のころは自分を客観視するのが難しくて感情と思考を一緒にしてしまったり、自分や相手のせいにしてしまったり、気持ちを整理するのが今より難しかった。そういうことを丁寧にまとめてあって、10代からこういうことが身につくと、とても心穏やかに生きられると思う。
Posted by ブクログ
主に中高生向けに書かれている。トピックごとに分けられているので自分が読みたいところだけよむことができる。
大人が読んでもなるほど〜と思うところはあった。
Posted by ブクログ
気分が落ち込んだ時には、一歩立ち止まって客観的に自分を見るということが大切なのかなと思った。私だけでなく、友達もあることで悩んでいたりネガティブな気持ちになっていたらどうアドバイスすればいいかの参考にもなった。