あらすじ
両思いになれなくても君が欲しいなんて、こんな友人でごめん。
サラリーマンの二村は、同僚の静に入社時から片思い中。
静の一番の友人で同僚というポジションを死守しながら過ごしていたある日、静が合コンに行くことを知る。
強引にその合コンに参加し、静に近づく女性を遠ざけた二村は帰り道、「静と恋人になりたい」と告げる。
友人を失いたくない静が「二村ならいい」と応えてくれて驚く二村。
念願の恋人になれて喜ぶが、両思いになるのは難しくて── ※電子版はmimosa本誌掲載時のカラーページをカラーのまま収録しています。
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良かった~
人の気持ちって、好きか嫌いかとハッキリしている訳ではなくで、友達としての好きから恋人の好きまでグレーゾーンが多くあると思う。静のそんな感情が上手に描いてあって、良かった。
お互いに、自分の気持ちを言い合っても良い結果になるわけではないから、別れを経験する過程で分かり合うことがこの2人には大事だったと思う。
恋人なのに、すれ違う2人に萌えた。
友人からの恋人へ
爽やかゲイリーマン攻めくん×真面目ノンケ黒髪メガネ受けくんの、友達から恋人パターンの王道。お互い気を遣いながらの付き合いだから、思い違いだったり、勘違いだったりを経てのハピエン。二村くんの切なさが胸に突き刺さる。田舎でゲイは生きづらい。静くんの真面目で嘘がつけない所は時に残酷で。それを乗り越えての甘々はホントに幸せ。大好きな作品です!
最初は好きかどうかはっきりしないまま告白され付き合うことにしたノンケの静(受)とずっと静に片思いしていたゲイの二村(攻)
BLあるあるの相手のことを想って突然姿を消すパターンから静が頑張りましたねー
二村もお父さんとのわだかまりも溶けたみたいでよかった!
2人の北海道での生活も覗いてみたい!