あらすじ
デビュー作『トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術』(サンマーク出版)は、2015年年間ビジネス書ランキングでトップ10入り。著者はトヨタの企業文化である「業務資料を1枚にまとめる」技術を、企業研修・講演で累計10,000人以上に伝授しています。
そして現在、「より一層のデジタル化」「ビジネスチャットの普及」「テレワークの拡大」が進んでいます。そうしたビジネスコミュニケーションのデジタル化により、ビジネスパーソンから「考え抜く力」が削がれていく、と著者は指摘しています。
実際に「資料がまとまらない」「何を、どう伝えれば効果的に相手に届くのかわからない」という人が多くなっていないでしょうか。
そのため「紙1枚」にまとめることを通じて、「考え抜く力」を養うことが必要だというのです。
そこで本書では、著者が独自の研究を重ねて体系化した、「考え抜くことからスタートし、情報を整理してまとめ、わかりやすく伝える技術」を伝授。
「紙1枚」プレゼン資料の作成ノウハウと、初公開の実践的な「プレゼン」の進め方を解説し、資料作成とプレゼンの両面で使える手法を教えます。
最速で相手を納得させる一発OKのプレゼンバイブルです!
※本書は、カラー液晶で閲覧されることを推奨します。
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Posted by ブクログ
思考整理の目的と方法を実践的、本質的に理解することができた。
問題は、何を思考するか?という問いが自分自身で立てられるかどうか。そしてそれを本当に解決するいう意志をもてるかどうか。
思考と意志は鶏と卵だと思うので、実践しながら両方の力をつけていきたいと思った。
Posted by ブクログ
コロナ禍で急速に発達するデジタル化。サラリーマンである私にも急激に押し寄せている。しかし便利な反面、対面でFace to Faceで話す機会が減ったことで、「考える」事が減りつつある。
本では「考えゼロ」から紙一枚にまとめる事で「考え1」になるようにどうするか?、相手をどう納得させるか?教えれくれる。
しかし、究極は相手が自分を信頼してくれて、「あなたの言う事なら」と認めてくれるようになる事。つまり説明「ゼロ」になる事を目指せ と締めくくっている。
Posted by ブクログ
具体的な方法が示されており、非常に参考になる本でした。思考整理の方法、思考整理した内容を資料化する方法が記述されています。それぞれ本当に簡単な手順で実行できるため、実際にやってみても短い時間で思考整理、資料作成ができました。どの世代、どのような職種の人にもおすすめです。
Posted by ブクログ
2時間くらいで一気に読みました。
(ワークすっ飛ばしですが…(⌒-⌒; )
「考え抜く」とは何か
どうやって自分の思考を整理するのか
自分のためにやることが
結局は相手への配慮につながる。
自分の考えをうまく伝えられないことが
悩みであるわたしにとっては、
とても収穫の多い本でした。
Posted by ブクログ
1. 読んだ日付
2020/6/15
2. 本のタイトル
説明0秒!一発OK!驚異の「紙一枚!」プレゼン
3. 本の要約まとめ(150-300字程度)
資料を作る行為は「考え抜くこと」である。そして、「考え抜く習慣」は仕事における成果の向上や効率化を行う上で最も大切なことである。資料を作る際にはまず「紙1枚に手書きで思考整理をする」。思考整理さえできてれば、資料作成の8割は終わったようなものである。本書では思考整理の具体的な方法が記載されている。また、資料作成は3つの疑問詞「How,Why ,What」に答える形で作成すれば、ポイントを抑えたものになる。(場面に合わせた3つのフォーマット付き)デジタル化が進み、資料作成が不要になっていく傾向にある今だからこそ、「考え抜く習慣」を身につけ、皆さんの夢の実現に少しでも役立ててほしい。
4. 良いなぁと思った語彙や言い回し表現
「紙一枚での思考整理術」というキーワードが個人的に本書の中で一番本質を表していると思います。
5. 一言感想(本の中で一番感動したこと)
紙一枚での思考整理方法が具体的に記載されております。仕事で実践したところ、5分程度の整理で自分の考えを分かりやすく網羅的に説明することができ、これは結構使える!と感動しました。また、報告資料もポイントを抑えて説明することで、特に上司からの大きなツッコミもなく終えることができました。今後も紙一枚での思考整理・資料作成を続けていきたいと思います。
Posted by ブクログ
プレゼン(資料作成)を通じて考え抜くことを積み重ね、説明なしで伝わる世界を切り開こうということが書かれています。
特に良かった点は、曖昧表現がなく具体的な方法が書かれていること。
例えば、下記のような内容が明確に示されています。
・ホワイトカラーの仕事の8割は考え抜くことであるが、考え抜くとはどういうことで、どうしたら考え抜けるのか
・どうしたら自分を客観視し、プレゼンを磨き上げることができるのか
・プレゼンを通じて目指すべきゴールとその達成方法
曖昧表現の書籍が多い中、自分の考えを伝えるための具体的な方法を知りたいビジネスマンにオススメです。
Posted by ブクログ
☆読み終えた感想を一言
これからは考え抜く力を磨く事が必須である。
☆何故、この本を読んだか?
①仕事上で人に伝える事が苦手で改善したいから。
②出来るなら話さなくても仕事を成立させたいから。
③ビジネス上の意思疎通法の変化に対応する為。
☆読んでみて何を学んだか?
①考え抜く事=思考整理を繰り返す事。
②話すより見せて伝える方が良い事。
③伝わるかどうか=信頼を得る言動の積み重ね。
☆今後、やっていく事は何か?
①書籍に示されていた思考整理法の実践。
②短文で話す。指差し説明の実践。
③自分の話を録音、聞き直し。
具体的な行動レベルとして出来る事が丁寧に書かれてます。リモートワーク化の流れが加速した事に不安を感じでました。しかし、読み終えてやる事が見え前向きになりました。是非、読んでみて!
Posted by ブクログ
プレゼンは、考え抜くこと=思考整理の繰り返しと書いている。
紙一枚にまとめるということは、制約があるため、伝えたいことを選びに抜くことができる。
これを繰り返すこと日々考えることがあたり前になり。そして、考え抜いた言葉は説得力が生まれる。
そして考え抜いたらプレゼンは8割終わっている。
それを決まった型に表すことで、説明をしなくても伝わる資料が完成する。究極は説明ゼロの資料。
what、why、howに沿った資料で、紙一枚にすれば全体像を見失わない。複数枚にする場合は、目次をつけ、いまどこを説明しているのか明確に示す。
資料を作る時にpptをいきなり開けていた人には非常に参考になる。
フレームがあることで埋めたくなる、とのことなので、早速自分で緑のフレーム、裏面にwhat、why、howのフレームをルーズリーフに印刷し、日々読んだ本の要約、仕事での打ち合わせ等に使い、1分で説明する訓練をコロナで時間がある今、毎日1テーマ始めてみた。
在宅勤務解除される頃のは説明力が少しでもアップしていますように。
Posted by ブクログ
プレゼン方法の本かと思って読み始めましたが、あらゆる仕事に活用できる思考整理の方法を丁寧に説明している本でした。説明内容もさる事ながら直ぐに実践に移せるレベルの解説が繰り返されていて、著者が読者の役に立って欲しいという思いが伝わる内容でした。先日実際に実線してみて日頃の悩みを整理して解決への糸口が見えた気がして頭がスッキリする経験を得ました。今後も復読して大切にしたい一冊だと思いました。
Posted by ブクログ
現代の状況に言及しつつ、Slackやパワポに言及してて時代遅れ感を感じないので、読んでて信用できる書き方。まあ、実際に使えるかはやってみないと分からないけど。今後実際にやってみる。
Posted by ブクログ
筆者の提案する「紙一枚」の思考法を繰り返し実行することで、よく考えるに到達するものと感じた。
また、「紙一枚」に書き込むことができないなら単純に知識不足で、何をすべきか明確であるのが良いと思った。
●「紙一枚」のまとめ方
①4×4のマトリックス表を作成
②左上は日付とテーマ(意見の立場)
③項目を洗い出す又はwhat Why Howを各列3項目
(①〜③までは緑色、書き出す情報は青色、これという情報は赤色で丸として取り組むと効果的)
●トヨタ式文書の特徴
①紙一枚にまとまっていること
②枠に囲まれていること
③テーマが各枠の上部に記載されていること
Posted by ブクログ
浅田すぐる著は紙一枚独学法に続き2冊目。
ボリュームはそれほどなくスラスラ読める。内容も平易で、すぐに実践に繋げられるものでしたので良書です。
紙一枚、フレーム、テーマという枠組みで2W1Hで思考整理する。徹底してやってみようと思う。
Posted by ブクログ
実践あるのみ
コロナ禍で職場、自宅を離れる機会がなく、
頭の切り替えがおぼつかずに2020年末は非常に混乱した状況でした
職業上、膨大な情報を施策に落とし込んで行く必要があるのですが、
完全にオーバーフローを起こしていました
コロナ禍で自分の課題が顕在化したわけです
(よくいろんな課題がコロナで前倒して顕在化したと言われますよね)
締め切りに追い込まれるまでは、状況を複雑なまま頭の中に保存すると
いう方法で社会人生活を10年以上送ってきたのですが、
そろそろ新しいやり方に切り替えていきたい
それは老いやますます加速する時代の変化への適応にもつながると考えます
2021年は頭の中を整理する時間を確保して、
情報をどんどん整理していけるようにしたいと思い、
2020年末には実践フォーマットを作りました
これは毎日手元に置いて仕事にあたることにしました
心身ともに健康であるために、
ストレスを減らし、管理するというおまじないみたいな位置付けで
この方法とは長く付き合っていければと思います
Posted by ブクログ
評価
シンプルに、プレゼンとは、考え抜くこと。考え抜くとは、3つの問いを繰り返すこと。
プレゼンの成功は、考え抜くことと、伝えることの両立。そして相手との信頼。
シンプルに根幹を突き詰めた内容。付録もよし
感想
・デジタル完結の仕事が考える仕事を失わせた。
→考えよう!って本おおいけど、どう考えるの?って本なかなか少ないから、勉強になった。
内容
考え抜くことが重要
1.この仕事が抱えている最大の問題は何か。
2.どんなあるべき姿がこの、プロジェクトには求められているのか
3.今回のプロジェクトは、突き詰めると何が目的とされているのか
①の詳細(ロジカルシンキングの基本)
・そもそも、この業務は何のためにやっているのか
・今起きている問題の根っこの原因、真因は何か
・どんな改善アクションが最も有効か
・考え抜くとは
1.思考を整理して考えをまとめていくこと
大切なのは、、資料を、作るよりも考えをまとめて伝えること
2.本質の問い
煎じ詰めると何が言いたいか
突き詰めたら真因はどこか
最大の障壁はなにか
・アウトプット
1.1枚に書く思考法(縦にページ、横にwhat why how)緑でフレーム、青ペンで中をキーワード、赤で囲む。色は心理効果
2.1枚に考え込める方法
テーマがあり、内容がフレームになっている
テーマは理解を促す、フレームは埋めたい気持ちと箇条書きの乱立わ防ぐ
3.一回しか書かないと、整理されない。少なくとも2回以上作らないとならない
1〜3のステップを、最短の5分程度で、2回は実施することにより、整理される。
企画や報告など多くの説明は、3つの質問と3つのポイントで9個の箱でクリア
青ペンで記入したキーワードを、詳細で記述する資料を構成するだけ
プレゼン
・構成は同じ
・自分のプレゼンを客観視できるように、
録音して聴く
・サイレンスイズゴール(見たらわかる資料、理解を促す発言の間)
・自分のプレゼンを10回以上みて、自分へのストレスを無くして、遠くから自分を見られるようにすること
Posted by ブクログ
デジタル完結の時代になりつつあるからこそ、「紙1枚」でまとめる技術が役に立つ。
紙1枚にまとめることは、は本書で書かれている「考え抜く力」を繰り返し
「手書き」で実践するからこそ身につくものと。
思考整理ができれば、資料作成の準備はできたも同然。
行き着く目標は「サイレンス・イズ・ゴール」。
自分という存在感を発揮し、相手からの信頼を得るためにも
繰り返し、自分の思考を相手に伝える技術を身に着けたい。
パワポの資料作成(写真+カラー透過+メッセージ)は、
シンプルながらも見た目が整うので、是非実践したい。
Posted by ブクログ
「紙1枚」でプレゼンを行う為の手法を紹介した一冊、著者は「トヨタで学んだ紙1枚!にまとめる技術」の浅田すぐるさん。プレゼンの世間的なイメージとしては「パワーポイント何十枚のスライドを作って」であるが、本書では、主に「紙1枚」にまとめた資料を作ってプレゼンする技術を紹介する。(手書きで)紙にまとめてパソコンに転記してから推敲する方法が、脳科学的にも一番有効らしいので試してみたいと思った。また、本書は脱稿直前にコロナ騒動が発生したということで、リモートワークに対するコメントも追加されている。
Posted by ブクログ
200416
◆読んだ目的
「思考整理の本質を知りたい」
◆ひと言でまとめると
「繰り返し考え抜く」
◆どういう事か?
①考え抜くとは、思考整理を繰り返す事
②思考整理とは、情報を整理し、考えをまとめる事
③紙にフレームを書き、テーマを決め、書き出し、3回やる。
Posted by ブクログ
考え抜くとは、思考整理を繰り返すこと。
思考整理とは、情報を整理し、考えをまとめること。
具体的に何をしたら徹底的に考え抜いたことになるのか、行動に移せるレベルで説明したいという著者の言葉が印象的。
あくまで個人の印象ですが、どちらかというと考え方についての本であり、ロジカルシンキングに近い内容なのかなあと思いました。
パワポを使って一枚にまとめるテクニックはこうです、とかではないと思います。
(どちらかというとそういうのを期待して読んでしまったので、星三つとしました。)
Posted by ブクログ
考え抜く=思考整理
そのために大切なのはインプットしようという能動的な目的意識。
どのようなテーマであっても「What?」「Why?」「How?」3つの疑問詞を解消するような疑問文で構成されている。
そして最後は「信頼関係」が必要という話。
役に立たない
1枚でプレゼンする必要があり購入したが
結局,プレゼンを1枚ですることの重要性を
説明しているだけで
具体例(1枚でまとめたプレゼン)が
全く載っていないので
実用的でなかった
別の本の方が作り方から実例まで載っていて
効果的だと思う