あらすじ
契約結婚の“秘密”が暴かれれば、この国は再び戦禍に巻き込まれる——色んな部署を渡り歩いて勤続十年、『遠慮がない・色気がない・可愛げがない』で知られる三十路手前の相（そう）の女官吏・陶蓮珠（とうれんじゅ）。相国内で隣国「威（い）」の言葉がわかる数少ない官吏だった蓮珠は、ある日、武官姿の男に声を掛けられる。威語がわかる独身女性を探していた彼は、蓮珠を嫁にほしいと言い出す。冗談だと思った蓮珠は適当に返事をするが、男は「やっとみつけた理想的な相手だ。こちらの準備を整えたら迎えに行く」と真剣な表情。彼の名は郭翔央（かくしょうおう）。威国の公主を娶（めと）ることを条件に、帝位に就いた新皇帝の双子の弟だった。新皇帝と威国の公主が姿をくらましたために、蓮珠に公主の身代わりになれというのだが——。圧倒的中華後宮ファンタジー、待望のコミカライズ！
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「陶蓮珠、お前には俺の妻になり威国公主の身代わりをしてもらう」
新たな後宮ミステリ、ここに開幕…！
相国皇帝の双子の弟・翔央（しょうおう）と下級官吏である蓮珠（れんじゅ）は、駆け落ちをした相国皇帝と隣国・威国の王女（威妃）の身代わりとなり、２人が戻ってくるまで国を治めることになる。両国の和平を望む２人は、様々な人々の目論見に翻弄されながらも形式上の夫婦としてではなく互いに心から惹かれあっていく。そんな２人に危害を加えているのは誰なのか、そしてその目的とは一体…？？
後宮を舞台にした作品が数多く生まれる今、絶対に読みたい１冊。ミステリでもあり復讐劇でもあり、女同士の闘いでもありラブストーリーでもあります！「二度と戦争をしたくない」という強い気持ちから無鉄砲に突き進んでいく蓮珠を諫めながらも、その気持ちに同調し危ないところで絶対に助けに来てくれる翔央。国政という重荷を背負いながらも、不器用に蓮珠を想う翔央にキュンキュンさせられること間違いなし。２人の恋と２つの国の行く末をぜひご覧ください。
感情タグBEST3
蓮珠が親の遺言である妹の翠玉を守るという言葉を守ろうとする健気さがいいです。
それゆえにかわいげがないと言われて苦労しているところに翔央がいい感じでかかわってくるのでこれからの展開が楽しみになりました。
原作読もうかな
1～5巻通して読みました。原作はまだ未読です。「身代わり」の重要性を主人公が理解してからは事件が起きても堂々としている感じが好きです。お互い想い合いながらも国や皇帝が優先だから「身代わり夫婦」も一生ありなのではと思いました。
やっぱ良いわ❗
数多の漫画や小説を読み漁っていますが…。
良い❗
最高に良い作品です❗
どの登場人物も良いも悪いもよく描かれていて感情移入させられます。
何より連珠がほんとに聡明で素敵な女性です✨
蓮珠も色々なものを背負ってきたからこそ強く聡明であるのだと感じます。
ぜひ小説と合わせて読んで欲しい❗
麗しき皇室
古い時代の天皇家に仕える主人公の成功物語。ドラマ設定と人物の性格それぞれがすっと入ってくる。主人公もヒーローも美しい。これからどうなるや天皇家と国の政情は？！
蓮珠と翠玉の姉妹可愛い〜。翔央様は信頼できる少数精鋭の部下を持っていますね。蓮珠を大切にする一方で、厳しく叱るシーンも印象的でした。
賢い女性
男社会の中で奮闘するヒロインが逞しい。
優秀すぎるがゆえに小賢しい、生意気だと嫌がらせを受けても強く前を向くヒロインも、政治的な理由で彼女が必要な皇帝代理もカッコよくて先が気になります！
テンポが良い
面白いです！身代わりの蓮珠も頭が切れて逞しいし、皇帝の振りをする翔央も自分の役割をしっかりこなす頼れるキャラ。２人の描写はビジネスと割り切った関係なので男女のドキドキする場面はまだ少ないですが、ストーリーが面白いのでどんどん読めちゃいます。
読んでて先が気になって楽しすぎる！主人公とヒーローどちらもが好感持てます！とにかくハラハラな事件が連続で起こっていきますが、良い方向に向かうので安心して読んでいけます。あのキャラは王より宰相向きかなとか、あのキャラは王に向いてる気がするのに このまま王になれないのかなとか、思いながら読んでいます。主人公が思う希望と幸せが叶うか(妹の幸せなど！)、早く読みたくてたまりません。話をきちんと読める人にお勧めです。
シリーズ作品レビュー
