あらすじ
《神の見えざる手》を仲間に引き込んだカナタたち。世界の存続を目指すカナタたちは、上位存在から尖兵として送り込まれた世界の大罪人であるルニマンとルシファーを撃ち破る。
上位存在がロークロア世界を終わらせるために打った次なる手は、《沈黙の虚無ゼロ》に封じられた呪いの発動。呪いは世界全土を蝕み、あらゆる生き物の命を奪っていく――。
ゼロの呪いを止めようとするカナタたちだが、最後の刺客である不死者の魔術師・ゾラスが立ちはだかる。さらには、カナタをこの世界へと送り込んだ元凶であるナイアロトプまでもが姿を現し――。
世界を統べる神と相対したカナタたちは、最終決戦に挑む――!
無自覚なまま最強になってしまった青年が、不死者の少女と英雄に至るファンタジー、第7幕!
感情タグBEST3
お疲れ様でした
しっかり面白さを維持したまま完結まで持って行っているのは素晴らしいと思います。
インフレ具合が大雑把になり、最後は少し駆け足になってしまったところは残念でしたが、今巻でおさめるためには仕方のないことだったでしょう。
あとがきにもありましたが、サブキャラや世界観説明を丁寧にやりすぎてクドくなる作品も多いですが、そのあたりをきちっとコントロールできている本作は、読者としても読みやすかったです。
次の作品の重騎士ものも始まっていて、こちらも非常に面白いので、続きを楽しみにしております。