【感想・ネタバレ】不死者の弟子 6 ～邪神の不興を買って奈落に落とされた俺の英雄譚～のレビュー

猫子 / 緋原ヨウ

商業都市ポロロックを牛耳る商会長・グリードが引き起こした騒動を鎮圧したカナタたち。騒動の背後で糸を引いていたのは《神の見えざる手》の頭目である《世界王ヴェランタ》だった。
《神の見えざる手》は、カナタが異世界ロークロアの秩序を乱すと判断し、本格的にその存在を排除すべく動き出す――。
カナタは迫り来る脅威に対抗すべく、桃竜郷に捕らえている《空界の支配者ラムエル》から彼らの情報を聞き出そうとするものの、その成果は芳しくない。
明確な対抗策すら用意する間もなく、《世界王ヴェランタ》が再びカナタの前に姿を現し――!?
無自覚なままに最強になってしまった青年が、不死の少女と英雄に至るファンタジー、第６幕！
一方、不死者・ルナエールは、《世界の記録者ソピア》から譲り受けた《ティアマトの瞳》で、こっそりカナタの動向を観察していた――。

[tk · ★★★★★]

良いっすねえ

やっとルナエールと合流できたのは良かったなあ。
若干レベルという概念が形骸化しそうな気配なのは心配ではあるけれど、このまま上位存在とバチバチやってどんどん強くなってってほしいね。

あとロヴィス‥がんばれ‥。
たぶんのちのちいい事あるって。

[ブクログ · ★★★☆☆]

神の見えざる手の５人は、カナタやルナエール側に付き、ロークロア世界を、遊戯としか見ていない神に反抗することになる。なりふり構わない神の刺客たちも倒す。いよいよ最終場面に近づいてきた感じか。脇役のワーデル枢機卿とか死神ロヴィスとかが、なかなかいい味出してる。ちょっと健気で情けない？