【感想・ネタバレ】ダマシ×ダマシ SWINDLERのレビュー

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Posted by ブクログ 2023年03月09日

うわぁーそうくるか!!
ファンサービスに感謝です!!
小川さんも真鍋くんも永田さんも上村さんもみんな幸せになれますように。

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Posted by ブクログ 2022年10月09日

第6弾
結婚詐欺 嘘つきの依頼人 独立 椙田の秘密 他シリーズとのつながり シリーズの最後。やっぱり椙田はいなくなってしまう、というか逃げるのだ。結婚詐欺被害者からの依頼。乗り出した途端に起こる、詐欺師の殺害。するりと他の被害者に遭遇するけども、最後まで読むと、もはや主題は詐欺でも殺人でもなかった...続きを読むのかも。上村が最初からもやっとしていたけども、安藤の名前に全然ピンと来なくて、最後にそうだったのかがたくさん。いろんなシリーズを繋げるシリーズだったのかもしれない。その後が気になる人もいるが、いつかまた。

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Posted by ブクログ 2022年07月16日

p93
「弱音は駄目。それじゃあ、見た目は大人、頭脳は子供じゃない」
「子供って、弱音吐く?」

p122
「絶対に駄目。来ても、ドア開けないから」
「そうですか……。つまり、家にはいるんですね」

p234
 たとえば、愛する人の笑顔を一度見ただけで、一日仕事で頑張れる。数秒間の笑顔が、大きな仕事...続きを読むを導くことになるのだ。でも、それは、笑顔を見せた人の能力ではない。仕事をする人間がもともと持っていた能力だろう。


2017年刊行。他作品と比較すると、現代を舞台にしたXシリーズ最終作。
Gシリーズのメンバーのサプライズ登場もあり。

椙田、小川、真鍋はX,Y,Zのジェネレーションのアイコンとしても部分的に描かれていたのかなぁ、と想像。
成熟しきった中年男性、年は重ねてもどこか未熟なアラサー、基本フラフラフワフワしている若者(食べることが大好き)。
危険に身を置くこと、誰かに仕えること、自分で考えるのが苦手なこと(そのうえ失敗することを誰よりも嫌う)。
世代を経るごとに、どんどんデジタルネイティブになっていく。真空管スピーカーを好む小川の趣味はオールドで愛おしい。それを繋ぐのが亡くなったパートナー。

椙田のハラスメント気味な質問も小川との関係性を象徴しているように感じます。ズレと慣れ、許容と歩み寄り。シリーズを通して読めば、二人の関係に口出しする人はいないはず、と思いたい。
レトロをテーマにしていたはずで、根底にはノスタルジック(真空管、故人への想い)でメランコリック(未成熟さ)が醸されていたように思えます。そのうえでジェネレーションやジェンダー、仕事観的なものがサブテーマ的に浮かんでくるのが面白かったです。
大好きなシリーズになりました。

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Posted by ブクログ 2023年12月10日

面白かった。
これで終わってしまうと思うと、もったいなくて一気に読めずに時間がかかってしまった。
途中で犯人がわかってしまうこともなく、楽しく読めたかな(上村さんが次のバイトだなとは気づいちゃったけど)、、、。

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Posted by ブクログ 2020年10月26日

3.5
Xシリーズ6弾にして最終巻。再生と出発。結婚詐欺の依頼をメインにして話が進む。椙田と小川の出会いが描かれ、小川の前職の社長から、小川を頼むという言われたことを明かす。小川は、事務所を継ぐことに。真鍋と永田は結婚することに。椙田は高飛び。レタスフライのエピソード。午前がAM、午後がPM、背中合...続きを読むわせなので、AMP=アンプということらしい。分解すると、R.O.が彫ったリング。依頼人の上村恵子が一緒に働くことに。訪ねてきた萌絵と抱き合う。本名はメグミ。加部谷恵美らしい。おお。
依頼人の上村恵子は、27歳で静岡で小学校の教員をやっていたが、半年前に出張で東京にやってきたときに、鳥坂大介と知り合い結婚の流れになったらしい。その間の加部谷の話が気になるところ。χの悲劇では、海月が登場するが、離れてしまったよう。

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Posted by ブクログ 2022年07月28日

Xシリーズ最終刊。Gシリーズを読んでいると最後の最後にあー!となる。随分と変わった気もするけれど、元々の部分が出たようでもある。
真鍋くんにも驚きだ。
椙田さんがやたらと格好良く思えるのは小川さん主観だからかな。Vシリーズの時はそうでもなかったような。

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Posted by ブクログ 2022年05月26日

Xシリーズ完結編。
椙田から少し明かされる事情、真鍋のその後と永田さん、他シリーズからのキャラクターが登場し、完結編にふさわしい。
事件自体は派手さはないのだけど、小川さんの自己認識の進展やその後の物語が、今回の肝。
残念ながらネタバレを見たあとに読んでしまったのだけど、初読だったら絶対気づかずに読...続きを読むんで、ラストにウワーとなっていたはず。
小川さんと彼の話も短編集「レタスフライ」に登場してるらしいが、全然覚えてない。
あのときは刀ノ津診療所の話で十分泡を食っていたから…笑。

もう真鍋と小川さんの掛け合いが見られないかと思うとかなり寂しい。
シリーズ唯一?の東京を舞台にした本シリーズは、アッサリしていて大人向けで、そこが好きだったなと思う。
小川さん、同年代だし、明るい諦めの境地におおいに共感できる。
応援したいキャラ。ぜひ再登場してほしい。

私が数年間放置していた森博嗣、今回の本で大体追いついたようだ。
ここまで、SM、V、四季、ギリシャ文字、Xを読んできた。
SF臭の強いシリーズは苦手なんだけど、百年、スカイクロラ、Wあたりに手を出すときが来たのかもしれない。

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