あらすじ
人外専門ホテル奇譚、衝撃かつ感涙の終幕! 月が満ちて欠け、季節は移ろい…縁もまた、巡っていく。鬼の世界から何とか生還したみちる。自分の属性に揺れる鬼はツバメ屋から忽然と姿を消す。そして秋が深まる頃、みちると瑞希の関係にも変化が…。
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ようこそ、人外専門ホテルへ――。
一日一組限定で「人ならざる者」を迎え、願いをかなえるホテル・ツバメ屋。
新人客室係・雲野みちるは、口の悪い厨房担当・瑞希にゲキを飛ばされながらも毎日奮闘中。
そんなホテルは、どうやら誰でも働けるわけではないらしく……。
一体なぜ、霊感があったわけでもないみちるが、ホテルにたどりつき、働くことができたのか?
その理由が明かされたとき、物語は大きく動き出す――!
個性あり余るお客様たちの、可愛い一面に癒されながら、ホテルならではの面白いサービスに心がおどる、オトナゴゴロくすぐる物語です。
そして見逃せないのが、不器用な瑞希の笑顔です。もちろん、笑顔の先にいるのは――?
じれったいラブストーリーもたまりません!
ドキドキとワクワクが詰まったツバメ屋のおもてなし、あなたものぞいてみませんか?
感情タグBEST3
画力
最終巻を読むにあたり、1巻から読み直してみて、改めてストーリーと構成の巧みさに唸りました。ちょっとした表情を描き分ける画力もすばらしい。とても癒されるお話で、もっと続いてほしかった。
この世とあの世の間にある旅館
気が向いた時に、童話の住人や神様が泊まりにくる、1つだけ願い事を叶えてくれる旅館。
世界に色々支部がある設定で破綻なく繋がる物語。終わり方も想像以上で、とてもオススメです。