あらすじ
『タテから見る世界史』『ヨコから見る世界史』ほか、累計100万部(2020年4月時点)を数える学習参考書ベストセラーを出してきた大人気予備校講師が、
世界の歴史を「ヨコのつながり」視点で解説した、大人のための“やり直し”世界史。
現代社会とリンクする18のテーマを厳選し、世界史知識ゼロの読者から現役学生まで、“学校では習わなかったこと”丸わかりの一冊!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
同じ時間軸から世界をヨコに眺める本。ずいぶん要約されてるんだろうとは思うが綺麗にまとまっており読みやすい。またちょっとしたコラムも秀逸で日本と世界の関わりを少しでも多くし記憶に定着させようと工夫されていた。良書。
Posted by ブクログ
リーダーの構想力が歴史を創る、そして刻む
ex秦の始皇帝
①Soft=法による支配
②Hard=道路による支配 秦ーペルシアーローマ シルクロード
リーダーは「世界をデフォルメ」する
気候変動 歴史のうねり 民族移動
Posted by ブクログ
出来れば現役の高校生の頃に読みたかった本…
世界史では文明ごとに縦の軸で習っていたので、どうしても同時代の横の軸の関係があまり理解出来ていなかった。
本書はその横の軸のつながりを中心に扱っているので簡単に同時期に起きたことを理解することができる。
誰でも理解できるようになっており、途中で出てくるポイント深掘りもとても面白い。
世界史を学んでいた人又は学んでいる人にはぜひおすすめしたい一冊
Posted by ブクログ
「世界は同時に進行している」
その言葉通り、各国での政権の安定や崩壊が、
いつの時代もほぼ同時期に起こっていたことがわかりやすくまとめられている。
世界史を勉強する学生にも頭が整理しやすく、
教養を深めたい大人にも楽しく読める本。
各章は時代ごとに分けられ、
各国での出来事やその関係性について書かれている。
たとえば第3章 インフラの整備と法の成立(紀元前5世紀〜紀元前3世紀)
•秦の始皇帝(中国)は「馳道」を整備し、商業を発展させをていた。
•アケメネス朝(イラン)のダレイオス1世は「王の道」を整備し、情報戦略により広大な地を支配した。
•ローマでは「ローマの道」が作られ、軍事国家を目指していた。
このように各国は同時期に平和を築いていた。
それが第5章 流通ネットワークの終焉にて、
寒冷化により反乱や民族の流入により崩壊していくのである。
同年代での各国の勢図を見ることで、
世界史がより分かりやすく理解できるようになっている。
Posted by ブクログ
世界史好きになりたくて…見てみたけど苦手なものは苦手なのだった…。
記憶力あれなので覚えてないからとかかもしれない、中盤からぱら見…。
紀元前が楽しそうだった。
Posted by ブクログ
歴史ものの重くない本を読んで頭を柔らかくしたいなと思い手に取りました。
シンプルでわかりやすい内容。因果関係が全世界ベースで時系列で認識できるよう記載されている印象を受けました。
各国の詳細を知ることには向きませんが、世界史の出来事が、なにがトリガーで発生して時が流れていくのかをスラスラと受け入れることができる良書です。