【感想・ネタバレ】浜風屋菓子話 日乃出が走る 新装版のレビュー

中島久枝 / 鈴木ゆかり

老舗和菓子屋のひとり娘・日乃出は、亡き父が遺した掛け軸をとりかえすため、「百日で百両、菓子を作って稼ぐ」という無謀な勝負に挑む。しかし、連れられたのは、客が誰も来ない寂れた菓子屋・浜風屋。仁王のような勝次と、女形のような純也が働くが、二人とも菓子作りの腕はからっきしで――。はたして日乃出は奇跡を起こせるのか？いつもひたむきな日乃出の姿に心温まる人情シリーズ第一弾！

[ブクログ · ★★★★☆]

明治維新のドサクサで、幕府御用達だった店と大事な掛軸を失った日之出。
御店のお嬢様だった、彼女がその掛軸を取り戻す為に100両のお金を一月で作らなければならなくなってしまう。

まぁ、冒頭はわぁ、この子は苦手と思いつつ読んでいてのですが、成長していく姿に絆されました（笑）

最後のどんでん返しで、スッキリ‼️
ハマっ子の私には気持ちよく読み終えることができた作品でした。