【感想・ネタバレ】高校入試のレビュー

あらすじ

悪意は拡散する――。衝撃の結末が待ち受ける、『告白』以来の学校ミステリ!

この作品を書けたことで、小説家として次のステージに一歩進むことができました。
――湊かなえ

県下有数の公立進学校・橘第一高校の入試前日。新任教師・春山杏子は教室の黒板に「入試をぶっつぶす!」と書かれた貼り紙を見つける。迎えた入試当日。試験内容がネット掲示板に次々と実況中継されていく。遅れる学校側の対応、保護者からの糾弾、受験生たちの疑心。杏子たち教員が事件解明のため奔走するが……。誰が嘘をついているのか? 入試にかかわる全員が容疑者? 人間の本性をえぐり出した、湊ミステリの真骨頂!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

当時の私には語り手というか主役というか、、が犯人である展開が新鮮だったので面白い!と感じた記憶がある!!

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2026年04月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

元々、テレビドラマ用の脚本として書いたものを著者が改めて小説化したらしい。
登場人物が多くてどうしてもごっちゃになってくるが、先生側もなかなか普通じゃなくて著者らしい。

母親の応援メールで携帯が鳴ったのは皮肉だが、その教室だけ携帯電話に関する注意書きがなかったのは、この手の問題であるあるで頭が痛い笑

あちこちでそれぞれの問題を抱えていて読ませるには読ませるのだが、ドラマの方が登場人物も分かりやすいし面白そうだなと思ってしまった。

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2025年05月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

入試に対しての学校側の不手際という、本来なら学校という限られた場だけでの問題で終わるはずが、ネット上で実況されることによってこの高校だけの問題ではなく、世間に対して入試制度の問題を突きつけていく緊迫感のある展開でした! 義務教育とは違って、初めて「受験」という人生を左右することになる試練を乗り越えなければならない生徒達と、その生徒達の解答を採点する側の先生達とでは、入試の重みが全く違ってくるのだと思わされました。

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2025年12月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あらすじ
地元で絶大な名門校として君臨する橘第一高校。その威信と伝統をかけた一般入試の前日、校内に「入試をぶっつぶす」という不穏な貼り紙が残される。厳戒態勢の中で迎えた入試当日、教員たちの携帯電話の紛失、試験問題の解答用紙の消失、インターネット掲示板へのリアルタイムの内部情報流出など、不審な事件が次々と発生する。閉ざされた校舎の中で、誰が敵で誰が味方かも分からない疑心暗鬼に陥る教員たち。やがて事件の裏に隠された、学歴至上主義に囚われた地域社会の歪みや、過去の入試にまつわる深い怨恨が白日のもとに晒されていく。
​所感・深掘り
「高校入試」という、教育現場において最もミスが許されない極限の緊張状態を舞台に、人間の脆さや組織の欺瞞を容赦なくえぐり出した、息をのむ心理サスペンスだった。
​特に圧倒されたのは、試験運営に携わる教員たちの心理描写のリアルさだ。名門校のプライド、前例踏襲の事なかれ主義、同僚同士の微妙な人間関係、教育委員会や保護者への過度な忖度――。「何事もなく無事に終えること」だけが至上命題となった密室の職員室で、小さなトラブルが連鎖しパニックへと膨れ上がっていく過程は、身につまされるほどの臨場感がある。外部の脅威だけでなく、教員一人ひとりが抱える個人的な思惑や保身が綻びとなり、組織全体を崩壊の淵へ追い込んでいく構成は圧巻というほかない。
​また、本作が突きつける「入試とは、学歴とは一体誰のためのものなのか」という問いも重く心に刺さる。狭い地域コミュニティにおける名門信仰が、どれほど子どもたちの心を歪め、大人たちの視野を狭窄させているか。犯人の動機が明かされるにつれ、これは単なる愉快犯の嫌がらせではなく、硬直化した教育制度と地域の歪な空気に対する、切実で痛切な復讐劇であったことが浮き彫りになる。
​前例と形式美にとらわれて現場の人間性が置き去りにされたとき、組織は内側から脆く崩れ去る。
​学校という組織の内実を知る者なら思わず背筋が寒くなるリアリティと、ミステリーとしての切れ味が見事に融合した、湊かなえの真骨頂を味わえる傑作だ。

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2026年08月29日

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ネタバレ

登場人物が多い。読み進めるにつれて、人物像が明らかになり、事件の真相も気になって仕方なくなった。最後の結末は予想外。先生のやり取りは面白かった。犯行動機はよく分からなかった。

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2026年05月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

やはり湊かなえさんの本は物語に引き込まれます。とても読みやすくてすぐ終わってしまいました。信じたくはないが、きっとこうなんだろうなと言うような日本の公立高校の実態が描かれていました。事件の後、何が高校から公に開示されたのかは直接的な表現がありませんが、きっと相田先生の女子高生との関係は隠蔽され高校入試を取り巻き起こった様々なアクシデントは、あの掲示板以外で口外されていないのだろうと思うとリアルだなと感じました。

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2026年04月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

湊かなえのイヤミス感がなく、すっきりと終わった。
結局、高校入試の採点方法ミス〔というか受験番号書き忘れ)で不合格になり、人生がおかしくなったと思ってる兄弟が首謀者。
まわりの先生たちや生徒はその作戦にのった人たち。
登場人物多すぎてわけわからん。

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2025年09月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ


たくさん先生が出てくるから不安で読み始めたけど、キャラがたってるのでサクサク、場面を想像しながら読みやすかった。

出てくる先生ひとりひとりが人間らしくて好きだった。

それぞれ自己中心的で問題も抱えてるけど、
でも先生って単に仕事なだけで、同じ人間なんだから。と気づく。

その反面、最後の荻野先生の行動や春山先生の決断は、先生としての生き方がもう骨の髄まで沁みていて、先生という生き物なんだ、とも思える。

それが良かった。



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読みやすいのに、重量感のある読んだ!!って感じのストーリー。

湊かなえの作品でしか得られない、読むのが止まらないそわそわ感と満足感。

他のもまた読みたいなと思った。

『読書』っていうより、小学生の時に夢中で読んでた時の『読む』ってことができるのが、私の中では湊かなえ。

久々読めたことが嬉しい〜!

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2025年08月30日

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