あらすじ
田舎町で瀟洒なレストランを経営する絶世の美女・未帆。彼女の顔はかつて畸形的なまでに醜かった。周囲からバケモノ扱いされる悲惨な日々。思い悩んだ末にある事件を起こし、町を追われた未帆は、整形手術に目覚め、莫大な金額をかけ完璧な美人に変身を遂げる。そのとき亡霊のように甦ってきたのは、ひとりの男への、狂おしいまでの情念だった―。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
主人公が整形をして自信をつけてから言いたいことをズバズバ言えるようになり、他人の容姿に難癖つけてくる人達を一刀両断してくれたのでスカッとした。
Posted by ブクログ
全体的にテンポがいい。
特に整形をして綺麗になっていく過程を読んでいて全く苦にならなかった。
最後のエピローグ、色々捉え方がありそう。
主人公は痛い死に方をしておきながら顔が全く苦しそうではなかったから、満たされたと思われるかもしれない。けれど主人公がずっと好きだった人は、死に際に立ち会っていないかのように偽装した。おそらく一緒にいたことをバレたくないと思ったのだろう(_・ω・)_不倫。終盤にかけて体調が悪くなり、殺されるほど愛されたいという願望を持っていた主人公。一生消えることのないスタンプを押したい。けど最終的には押させることができなかった。
結局は報われなかったのではないでしょうか。
Posted by ブクログ
醜さは人生を歪めてしまうのはあながち間違いではないのかもしれないと思った。ルッキズムが加速する現代に刺さる。周りの環境がいかに大切か、親の声掛けがどれだけ大事かもわかった。なんとも不幸な話だがラスト幸せに逝くことができたのは唯一の救いだと感じた。
Posted by ブクログ
整形で美を手に入れるまでの過程が痛いほどわかる小説。整形を経験していない著者が書いたとは到底思えない、そのリアルさがすごかった。
努力をし続ける主人公は素晴らしいけれど、個人的には美に囚われすぎると自己肯定感が低くなると思った。文中に何個か「この顔の形が美しいんだ」という定義が出てくるが、自分がその定義からズレていると「私って醜いのか?」と錯覚しがちになる。
最近のルッキズム風刺画とか、魚目とか、そういう何かに人をカテゴライズして比べるのはしんどいなぁと。
個人的な感情があり少し苦しくなってしまったため星は減らしてますが、整形や美容のリアルを知る、ミステリー作品としてすごくいい一冊だと思います。
Posted by ブクログ
ちょっと胸くそ悪いというか…
「ほんと、全部とは言わないけど世の中わりと顔だよね!」って共感できてしまうのが気分わるい。笑
メチルエタノール事件で英介にはちゃんと失明してほしかったし、さいごは英介の手で殺されてほしかった…(和子と英介のWモンスター)
Posted by ブクログ
最近の奇形界隈のTwitterを読んでる気分が最後まで続いた。2010年頃もいたのかなあ。
この物語に出てくる男性が顔から入って中身を見るでもなく、最後まで顔と性にしか興味が無い人ばかりで暗い気持ちになった。女性が書いていたのなら人間不信になるほど嫌な性体験をして来たのだろうなと思うが、男性とくると自己投影なのか、それとも物語を進めて主人公の悲劇を際立たせるために誇大化しただけなのか。後者に決まってるな。
友達と感想を言い合う前は、えいすけは最後タブチをベッドに寝かせたので、愛は存続していると思ってた。しかし、本当に愛してるのなら面倒事になるなど置いといて、救急車を呼びわんちゃんの生命にかけると言われて納得した。