あらすじ
【電子版限定SPおまけ】記念すべき第1話ネームを初公開!! 確かな画力と豊かな表現力がつまった圧巻のカラーネーム28p。ぜひ見てほしいSPおまけです☆ 黒い森の奥深く、毒キノコのお家に黒魔女ルーナが住んでいました。彼女が触るところや歩くところには毒キノコが生え、吐く息にも毒の胞子があるため、誰一人近づく者はいません。そんな孤独な魔女に夢のような出会いが訪れ…?“シャンピニオン(きのこ)の魔女”の物語、はじまりはじまり。
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匿名
じわっと響く
ほのぼの系の漫画かと思いきや、切ないストーリーとクスッとする笑いのバランスが良い。登場人物(というかキノコとか?)の設定もかなり細かくて読んでいて楽しい。
匿名
おとぎばなしのような漫画
主人公のルーナは黒魔女の女の子。
黒い森の奥の毒キノコの家に住む彼女は女の子といっても実際は人間よりもだいぶ年上で今よりだいぶ小さなころからひとりでこの家で暮らしている。
無心になって薬を作ることに夢中になっているルーナ。
できた薬は三カ月に一度くらいのペースで街に売りに行くのだった。
しかし問題があった。
実はルーナは歩いた場所から毒キノコを生やしたりすることからシャンピニオンの魔女と呼ばれて街の人たちに恐れられているのだった。
そういったこともあってたくさんの人が集まる街があまり得意ではないルーナ。
毒キノコが生えるだけではなくルーナにはある体質があった。
それは彼女に触れると皮膚がただれ吐いた息に触れたものは命を落とすという毒ガスが出ているということだった。
事情を知っている薬屋の店主や本屋の主人は好意的だがそれでも彼女が来店すると体質からくる毒ガスに対する対策をしているのだった。
しかし薬屋の主人がルーナの作った薬を製造者を告げずに売っているおかげで街の人は薬を安心して使うことができるのだった。
童話のような語り口で展開されるメルヘンなお話だがルーナの体質と置かれた環境が辛そうだし、それに慣れて生きている彼女を見ると切ない。