【感想・ネタバレ】おおきな森のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年10月29日

坂口安吾、宮沢賢治、ガブリエル・ガルシア=マルケス、ホルヘ・ルイス・ボルヘス、フリオ・コルタサル―――文学者たち、彼らの作品、それに満洲、植民地支配、戦争犯罪を巡る重厚な幻想小説。

4つもの異なった世界が重層的につながり、また円環を成す構成は難解で、しかも物語は最後まで閉じ切ることがないけれど、ひ...続きを読むとりの人間の再生を示すラストはあたたかく、また、仄かな希望を感じさせる。

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Posted by ブクログ 2020年09月13日

面白い。
矢田津世子の話が出てきて、結構取材している。SF的でもあり、現代詩風でもある。
具体詩や実験小説の影響を節々に感じる作品。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年05月29日

理解不可能だけれど、一大交響曲を左脳で聞いたという風に読み終えた。
銀河鉄道、百年の孤独、長崎の二十六聖人、満州、東北弁
ありとあらゆる興味深い事柄を編み込んでいって、坂口安吾も探偵家業をなしている。おおきな森に迷い込むというよりも余りの難解さに大海原にひとりぼっちでなげ出されたような気さえする。
...続きを読むあの車両の中で早々に溺死したのはこの私だったのかもしれない。

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Posted by ブクログ 2020年05月21日

僕には理解できない。だけども雰囲気は味わえたからそれでいい。あと、本棚に置いときたい。無性に。

 

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Posted by ブクログ 2022年03月13日

めくるめく古川日出男ワールドがみっしり。
これを完全に理解して読み解くのは毎度のごとく私には無理だけど、それでも毎回ひきつけられて呆然とした心地で読み終わる。
それにしても今回のはリアル辞書サイズでさすがに笑った。
がんばったなあ(笑)

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Posted by ブクログ 2020年07月25日

このところ宮沢賢治を中心に執筆活動している。
強引にすぎるプロットもここまでくれば、
文学となり得るのですか。共有できるのですか。
ぼぼ3日間に渡る異次元体験でした。

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