あらすじ
もう「E<環境>S<社会>G<企業統治>」を知らずに仕事はできません!
ワシントンポスト、CNN、エコノミストほか世界注目の第一人者による、
不況期こそ重要なESG入門決定版。
世界の巨大投資家が気づいている史上最大の破綻リスクとは何か?
世界の勝ち組企業がやっていて日本企業がやっていない唯一のことは何か?
そして、新型コロナ不況をサバイブするESG思考とは?
2019年9月に開催された国連行動サミットでは、グレタ・トゥンベリの演説が注目を浴びた。欧米での積極的な反応にくらべ、日本国内では批判的な論調が強かった。しかし日本人に見えていない現実がある。世界の投資マネーはESG(環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance))に向かって怒濤の勢いで流れているのだ。その額はおよそ3000兆円!
製造業やIT系グローバル企業もぞくぞくとCO2削減目標を行動方針に掲げていることからわかるように、もはやESGとサステナビリティは世界の勝ち組企業の常識。これに対し、日本の取り組みは遅れが際立っている。
日本人が今ひとつ理解できていないESGの教科書として、ビジネスパーソン必携!
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Posted by ブクログ
30代男性
テスラの時価総額がトヨタを抜いたという記事を読み、改めてESG投資の潮流を理解するために、読みました。
ESG投資に至るまでの歴史として、古い資本主義(日本企業)からESG投資対象のニュー資本主義が生まれる話や、ニュー資本主義のパフォーマンスまで記載してある。
日本企業のニュー資本主義への遅れが理解でき、より長期的な目線で、企業体質を変えていかないと投資してもらえないことを理解できた。コロナ渦で世界からの日本への投資が増えることを期待しているので、ESG投資先として考えてもらえる企業になるように努力する必要性を感じれた。