あらすじ
俺は生きた人間じゃない、命を与えられた土人形だった――!! 愛する王ルストに命を返すため、自ら川に身を投げたリオ。ところが、目覚めたリオの傍らにいたのは、敵対していたはずのフェルナン!! 殺したかった俺をなぜ助けたの…? 混乱と不信を抱えつつ、未来を予見する塔主が待つ「北の塔」へと連れられて!? 命の期限を切られたリオと、認めたくない王の激情が狂気と執着を孕む彷徨編!! ※口絵・イラスト収録あり
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匿名
泣いた
前巻、自らの命と引替えにルストを完全な王に戻したと思ったらフェルナンに助けられ生きていたリオ
自分が土人形だったこと、そしてその「生」を授けられたことへの後ろめたさ
愛するルストやルストの自身へ対する情愛を断ち切ろうとするリオが読んでいて辛い
何よりユリヤの最期があまりに儚く、しかしユリヤ自身はひと月にも満たない人生を幸せだったと言い切ってくれたのが読み手としてもリオにとっても救いだった
そしてその描かれるリオの心情と並行してフロシフランという国の成り立ちや王家や使徒、ウルカとエラドという二柱の神の過去や謎が少しずつ解かれていき、グイグイ引き込まれた
Posted by ブクログ
狂おしい「愛」に引き込まれます
1巻では運命に導かれ世界を学びながら、2巻では世界の理と愛を学びながら、今作では愛故に苦しむリオの姿。
散りばめられた伏線が手繰り寄せられてきていて、お話の壮大さがさらに増しているのが凄いです!
神話、国の創世記、裏切り、世界の理など複雑な関係性や思惑が一体どう紐解かれ、壮大な愛が結ばれるのか、楽しくて堪らないのですが、リオを幸せにして欲しくて辛いですー。
愛し合っているのに、それだけで幸せになれない、辛いけど腐女子的には大好物!
Posted by ブクログ
1年ぶりの続編。紙の本、分厚かった・・・。
そして、徐々に核心に近づいてるのですが、進みが遅く・・・。ラストまで、読むのがつらかった。甘さ成分が足りないので。前回までの頑張るリオが健気で好きだったんだけど、今回は死にたがりのリオが生かしたいルストと言い争ってばっかりなので、つらくて・・・。甦ってしまったユリヤにまで八つ当たりしてしまうリオが、頑なすぎて可愛く思えなくなってしまう始末。
そしてたどり着いた魔女の根城で、とうとう魔女と対決する・・・というところで、終わっちゃった!呪いをかけた魔女は悪いと思うけど、ウルカは良い神で、エラドは悪い神、って思ってたのは違うみたい・・・?塔と王家に秘匿された歴史って・・・?