あらすじ
【特別版/書籍発売時、一部書店用に書き下ろされた番外編を追加収録!】
きみが私を好きになってくれるよう、努力する機会をくれ。
養父に売春させられそうになったリノを助けてくれたのは、偶然街案内をしてあげた黒豹頭のマウリシオ。彼の正体はなんと王で「きみを好きになったんだ」と後宮にとどまってほしいとリノに求婚してきた。戸惑うリノだが、二百日の約束でマウリシオとともに過ごすことに。日々真摯に愛をささやくマウリシオに頑なだったリノの心は次第に解けていくが……。甘くとろける溺愛ラブ
感情タグBEST3
黒豹×商人
甘くもあり、とても優しいお話です
不憫な受けが、黒豹さんの溺愛・包容力で受け止めてくれるお話で、とても安心して読めました。
悪役にちょっかいは出されますが、そのキャラもいい味を出してて、世界観全てが愛おしいです。
甘酸っぱい
少し危ないシーンもありますが、基本はほのぼのとしていて甘酸っぱい恋の物語です。ページ数も丁度よくサクサク読めます。
Posted by ブクログ
不思議なタイトルだったので気になっていました。
悲壮感は漂っていないけれど、養父の元で勤労し苦労して暮らすリノ。豹頭の貴族が現れて…。という話。溺愛されて良かった。大きな山なしという感じで安心して読めました。
Posted by ブクログ
▼あらすじ
養父に売春させられそうになったリノを助けてくれたのは、偶然街案内をしてあげた黒豹頭のマウリシオ。
彼の正体はなんと王で「きみを好きになったんだ」と後宮にとどまってほしいとリノに求婚してきた。
戸惑うリノだが、二百日の約束でマウリシオとともに過ごすことに。
日々真摯に愛をささやくマウリシオに頑なだったリノの心は次第に解けていくが……。甘くとろける溺愛ラブ
***
ストーリーの完全度:高い
トーン:あまあま・せつない
エロ度:普通
萌え度:高い
総合評価:★4.0
素敵な表紙に惹かれて購入しました。葵居先生の作品なので面白くない筈がないと思っておりましたが、やはり今回も期待を裏切らない面白さで最後まで楽しく読めました(^^)
特にマウリシオのスパダリっぷりと言ったらもうね…!豹頭なので見た目はちょっと怖いんですけど、誰に対しても紳士的だし、中でもリノに対しては超あまあまで…。 台詞ひとつ取っても「あまーーい!!」って感じだし、本当に最初から最後までリノを溺愛していたのであまあま好きの私の中ではかなり評価の高い攻め様でした(笑)
ただ、ストーリーは割と王道なのでそこまで盛り上がるような展開はない…かな?
ぶっちゃけ、マウリシオの告白も少し早いかな〜という気がしなくもないんですね…(^^;)
これが攻めと受け両視点で進むタイプのストーリーだったらマウリシオの告白のタイミングについてもまだ納得出来たかもしれないのですが…。
とはいえ、不満を感じるというレベルでは決してなく、スパダリ攻めや不憫受けが好きな方ならまず間違いなく楽しめる作品に仕上がっていると思います。作品のテーマになっているマーマレードも、ストーリーにしっかり絡んでいて良かったです(*^^*)
実は私、攻めがガチの獣人の小説を読むのは今回が初めてだったのですが、「なるほど、アリだな…!」と思いました(笑)
れの子先生のイラストもめちゃくちゃ美麗でしたし、読んで良かったです!これを機に他の獣人攻め作品にも手を出してみようかな…?
健気で頑張り屋な受けに涙
かなり不遇な環境で育ち、でもスレることなくもなく健気に頑張る受けが素敵だった。
生い立ちとか両親の話、とくにお母さんは本当にかわいそうで切ない。
出生の秘密が明らかになっても、すごく切なくて悲しかった。
育ての親があんな屑なのに、それでも見捨てられないのが凄いな。
攻めは豹の獣人だけど、豹頭と尻尾だけで体はガッチリムッチリな人間なのでモフモフ期待してる人はかなり残念だと思います。
イラストはむしろなんかツルッとしてる…。
他の方もレビューで言ってましたが、表紙次ページのイラスト見て王道に素敵に終わるね!と確信はしたけど、思ったより悲しい要素があったので、読み終わったあとイラストページに戻ると素敵感が増して良いです。
心が温まる物語でした。
不遇ではあるけれど、いつか実の父親に会いに行きたいと、
果物の露天商をしてお金をためているリノ、
健気で、かつ、したたかで明るくて前向きで良かったです。
母親は亡くなってしまっていて、親代わりはいるものの、こいつも酷いやつで、、、。
それでも出会って後、宮殿に招いてくれたマウリシオが、身分差もものともせず、ひたすらに甘く優しい。
母親にレシピを教わった苦オレンジを甘く煮詰めた、つまりはマーマレードを
マウリシオは気に入り過ぎて、紅茶に入れたりしているうち、もらった翌朝でひと瓶もう無いとか、子供か!
豹頭はリオに対して緩みすぎな感じ。
人に変化はしないので、苦手と感じる人がいるかも。
リオの出生の秘密が明らかになるあたりは少しばかりでなく、涙ぐんでしまった。
ここにもう少し、救いがほしかった。
あと、マウリシオの父上寛容すぎ、少しこじれた方がより、絆が深まったかも。
それでも大団円。表紙の後の見開きのページの幸せなイラスト、全部読んだら、ここに戻ってきてみて。
途中じれったい
最初は、受けがすれてて
印象良くなくて、マウリシオを
受け入れるまで
ウダウダしてじれったかったですが
後半は、良い感じにお話が進んで 楽しかったです。