あらすじ
紙・電子累計25万部突破のベストセラーに待望の「実践編」が登場!
実在企業の決算書をもとに、「読める」人がやっている”視点”と”技術”を体得できる1冊。
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Posted by ブクログ
前作がとても面白かったので続きを。事例とともに解説があるのでわかりやすかった。仮説を立ててそれを検証しながら読む、っていう姿勢が大事だと思った。
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決算書という馴染みがあまりないであろう題材をここまで分かりやすく解説した本は無いと思いました。決算書一つで多角的な方向からこの会社が今はどうなっているのかの分析が出来るのは本当に面白かったです。
最後の言葉にもあるとおり、決算書を読んでみたくなりました。皆さんも是非読んでみてください。
Posted by ブクログ
前著からの続きではあるが、これも一緒に読むべきと思えた。前回がインプットならこれはアウトプットとも言うべき内容で、これも読むからこそ決算書の読み方が理解できると思う。
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図もあり、とても分かりやすかった。
決算書を読めるようになると企業のビジネスモデルや今後の動き方や考え方などを理解できるようになる。また、投資する際にもとても有効になるスキル。
それを分かりやすく書かれていたのでとても良書でした。
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ある程度決算書が分かるとこの本は面白い。具体的な会社を挙げて決算書のどの部分を見ると企業の強み弱みがわかるか、また時系列に見ることでその企業が何を目指しているのかがわかる。自分の会社でも活かせそうな気がする。
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無機質で近寄りがたく感じる決算書を「読んでみたい」と思わせてくれた。
一度読んだだけでは「理解した気分」になるだけなので、実際に自分で企業分析をしながら都度読み返すようにしたいと思った。
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よく数字は並べて見ろと言われるけど、この本では決算書を並べた時の比較ポイントについて説明してくれている。
決算書の大きな数字に惑わされてポイントがわからなくなる私にもわかりやすかった。
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決算書の知識はあるけれど、
そこからどう考えて就活や投資に活かせばいいのか分からない。
そんな方には本当にオススメです。
各社の実際の有価証券報告書や開示資料を用いてクイズ形式で進みます。
なぜ売れてる会社なのに赤字続きなのか、大丈夫なの?
同じ業種なのにP/Lの構造が全然違うのはなぜ?
といった疑問に対し、IR資料を用いて
答えを導き出す道標になる一冊。
時系列分析、競合比較分析の手法を習得できるようになります。
Posted by ブクログ
サイバーエージェントの藤田社長の著書が読みたくなった。
会社側のサブスクの良さがわかった。
実際にある会社の例で決算書を読むのは本当に楽しい。
Posted by ブクログ
毎日少しずつ読むのに適しているクイズ形式で決算書を学べる本。
めちゃくちゃ面白かった。それ故に分かった気になってそうで、読み終わった後に自分で考え続けることが大事だなと感じた。
財務知識を学ぶ入口としておすすめできる。
Posted by ブクログ
企業比較を財務諸表と合わせて解説してくれるのはありがたい!
似た業態でもお金を稼ぐ方法が異なっていることが理解できる。同じ資料を見ても、理解している人は見える景色が違うということを丁寧に教えてくれる。
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いや面白い。会計は知的エンタメだ、はその通り。
学生からビジネスマン、投資家など様々な立場の人が有価証券報告書を立体的に読み解く方法、楽しみ方を非常にわかりやすく解説している。
Posted by ブクログ
決算書を読む為に
始める一冊としては、お勧め。
対話型の書き方になっています。
キャラクターとして、ご本人、学生さん、銀行員さんが登場。会話をしなながら、クイズが出て、考える場面も用意されているので、理解しやすい。
近視的な視線だけでなく10年よ決算書を
用意しての時系列での分析もあり。
仕事関連、就職・転職の際に
企業調査としての知識もつくと思います。
Posted by ブクログ
【評価】
内容 :★★★★☆
読みやすさ:★★★★★
難易度 :★★☆☆☆
ボリューム:★★☆☆☆
【所感】
前作の続編となる一冊。「決算書が読める」という人によって定義がばらけるふわっとした言葉に対し、本書では「決算書から目的に応じたメッセージを作ることができる」という定義にしながら進めていく。実際の企業の情報をもとに出題されるクイズを前作同様数人のキャラクターとディスカッションしながら解いていくという設計。前作でも同様のクイズは準備されていたがやや毛色が変わっている。前作はビジネスモデルの違いがメインだったが、今作では有価証券報告書などの情報を基に『時系列分析』『競合分析』という切り口で解いていくという一歩発展した内容になっている。有価証券報告書を読む際のポイントなども最後に書かれており学びになった。
Posted by ブクログ
会計の学習を始めたいと思い、初学者でも身近なテーマで学習できる本書を読んだ。
本書では、財務諸表の読み方や、決算書を使った実践的な企業の分析方法が分かりやすくかつ面白く説明されている。
特に、良い赤字と悪い赤字のお話が、とても面白かった。「赤字が続けば、会社は倒産する」と判断するのではなく、ビジネスモデルの特徴なのか企業が成長フェーズにあるのかなど、原因を探る姿勢が大事だと学んだ。
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経済を理解するのに決算書はすごく良いツール。
企業によって決算書の中身が異なるので、理解するのに時間はかかると思うが、色んな決算書に触れていきたい。 勉強になりました。
Posted by ブクログ
決算書に関して全く無知なわたしは内容を理解することは難しかったが、任天堂、マルイ、スカイツリー建設の東武鉄道など馴染みの会社が例えられ、クイズ形式なので興味を持ちやすく、カラーで図解されていて読みやすかった。エーザイの異常値は先発品の特許が切れる時期。キャンドゥとセリアの違いは食品の割合が違うから。メルカリはより多くのユーザーを抱えた方がいいから広告宣伝費を使ってる。成長フューズであるため赤字先行になってる。日高屋と王将がコロナ禍でどっちが有利に売上が変わったか。ふむふむ。
Posted by ブクログ
財務3表の実践的な見方や考え方はもちろん、事例の対象を選ぶセンスが良いから、おもしろく学べる。
クイズの会話形式なのも、前作に続き、スッと入ってきやすい。
任天堂の業績振れ幅の大きさに対するキャッシュリッチにして安全性を担保するスタンス、、
東武鉄道のスカイツリーという目的地をつくって、そのものやその周辺、そもそものコア事業の利益率を高めるというバチっとハマった戦略、、
エーザイのパテントクリフを見越した財務戦略、、
セリアとキャンドゥの比較による利益率の差を直営の一店舗あたりまで分解して「売値100円は同じ、固定費も同じ、売上が異なる(セリアはボリュームディスカウントで仕入れ原価が低い。早期からPOSシステムの活用で在庫管理。)」深掘り分析。
メルカリの手数料0 &広告宣伝費で赤字掘ってまずはユーザー獲得最優先スタイルで、現金は保有してるから大丈夫な戦略とか、、
ライフネット生命のPLには表れないLTVの強さ。1年単位で見ると初年度は赤字だけど、平均保険年数が約17年続くことを見込んだプラン、、(決算説明資料での補足)
サイバーエージェントの増収増益に対しての営業利益率の増減。それは先行投資によっての変動。M&Aや大物外部人材を採用せず、「自分たちで創って伸ばす」スタンス。
Adobeの売り切りモデルからサブスクモデルへの見事な転換。
身近なイメージがつくように、数字を分解して、例えば、サイゼリヤの1店舗あたりだと、1日あたり、約21万円の売上高、平均単価704円、約300人の来店で、目安を掴む。
外食の王将と日高屋のビジネスモデルの違いによるコロナ禍の影響。集客の違いとテイクアウト可能な商品か。
バフェコさんの「起業家の決算書の読み方は違う。まだ顕在化していない。参考にできる数値は拾える。」。
なとなど、読み応え充分で、楽しく学べるって本当に良いコンテンツだなぁと。もちろん、音声メディアVoicyでの発信も。
財務3票+αで捉えないと企業を正確に理解することなんてできないと思えるだけでも読む価値が大きい。
Posted by ブクログ
前作「世界一楽しい決算書の読み方」を踏まえ、その読み解き方を実際の企業分析で具体的にどう使うか、前作同様クイズ形式で書かれている。主体的に読ませるスタイルは健在で、理解がさらに深まる内容。ただ、ピントがはっきりしていた前作と比べるとやや羅列的なのが☆−1。
Posted by ブクログ
決算書の分析の基本は「比較」です。
・1つの企業を時系列で見る「時系列分析」
・他の競合とを比較してみる「競合比較分析」
→比較する企業の共通点と相違点を整理する
有価証券報告書「事業等のリスク」
その会社のビジネスの特徴(企業特性)などが書かれている。
不安定な業績に対する任天堂の対応策
・多額の現金等を保有(1兆円近く)
危機的状況に陥った時、真っ先に確保するのは利益ではなく現金
プラットフォームビジネスに関しては、売上よりも流通総額(プラットフォーム上でいくら取引が行われたのか)の方が重要
→売上高の計算式
流通総額×手数料率=売上高
就活・転職で役立つ決算書の読み方
①事実情報・データを知る
②企業の未来を想像する
→面接で企業に投げるべき質問を抽出する
現在の姿と未来になりたい姿の差分を埋めるために人材採用を行っている
赤字だから悪い、ではなく、かならず理由も確認する必要がある
営業利益率の下がる時期=事業を創っている時期
サイバーエージェントの成長方針
大型の買収なし・上層部に外部の大物を採用しない「自分たちで創ってのばす」という一貫した経営方針で成長し続けている
事業計画を作る際に一番困るのは、変数が多いこと。→他社の決算をまねて作ってみる
有価証券報告書
上場企業は絶対提出しなければならない
どの企業も同じフォーマットだからこそ、比較しやすい
Posted by ブクログ
簿記を勉強した後に読んだ。
実際の会社を例に会計の仕組みについて理解を深めることができた。
業種による特徴、同業他社でも異なる考え方など、とても興味深かった。
Posted by ブクログ
前作は入門編と言うことで、業界が異なる会社や、あるいは同じ業界でも、ビジネススタイルが違う会社の財務3表を見ながら比較していくスタイルだった。
今回は実践編と言うことで、同じ業界でもビジネスさえ伝えるが、違うだけではなく、時系列分析や、競合比較をすることで、もう1歩も2歩踏み込んだ内容になっている。
これまでは、インターネットのサイトや、証券口座のサイトを通して、時系列には見る習慣がついてきてけれども、他の会社と比較してどうなのか、その会社の特徴はどうなのか、といったところを自分では踏み込めていなかった。
そこをどの数字を切り出して、どのような処理をすれば、この後やってくる、といったところまで見えてきているので、また違った見方ができると思う。
この本は、株式投資だけを目的としてるんじゃないため、株が伸びるか伸びないかといった観点では書かれていない。
その分、定性的な表現や、どうやって授業を維持していくか、と言った。一般的なビジネスや、単純な興味から入っていける面白さがある。
実は印象に残ったのは、最後のコラム、起業家は決算書をどう読むか。市場規模なぞわからないから、目の前の、課題を持つ顧客を起点に、事業計画を組み立てる上での変数に代入するために既存事業を参考にする、というもの。
Posted by ブクログ
業種によって決算書が違うこと、その会社が何をしているのかや何を軸に稼いでいるのかがわかればBS、PLがどんな形になるのかがわかるということで豊富なイラストと共に紹介されていたので初心者でも読みやすく、興味も持てる内容だった。
Posted by ブクログ
さまざまな企業のビジネスモデルを知ることができ参考になった。
一方で、読みやすいがゆえに読み物の気がして、会計の部分が頭に入ってこない時があった。