【感想・ネタバレ】けさくしゃ(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

腕っぷしは弱いが、見た目は役者と見紛うばかりのいい男。柳亭種彦は二百俵取りのお殿様で、暇を持て余す趣味人だ。その読み手を楽しませる才能を見込んだ版元の山青堂は、彼の戯作で一山当てようと目論む。渋々ながらも書き始めた種彦。すぐに戯作の虜になるが、世に出した作品がその身を危うくする……。実在した流行作家の若き姿と、本を愛おしむ仲間たちとの痛快な活躍を描く。(解説・新井見枝香)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

2016/3/12
中間の時の善太が素敵。
種彦・勝子夫婦もいい。
ほのぼのした。
ただ実在の人物を描かれると、その後どうなったんだろう…と調べてしまって、そういう人はたいてい死んでるし病気や不運に見舞われてたりして寂しい気持ちになって終わることが多い。
フィクションの枠から出てこないほうがいいのに
あ、種彦さんイケメンやったんや。
今気付いた。
作家が語る作家の業も興味深い。

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2016年03月13日

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