あらすじ
和菓子がつないだ幸せの甘さをおすそ分け
江戸情緒漂う人情の町――東京、浅草。その賑やかな昔馴染みのご近所さんたちの熱い声援を受けつつ、栗田はある決意を胸に、和菓子職人の大会の優勝を目指して葵とともに大会に挑む。
準決勝に勝ち残った四チームはいずれも強豪ばかりで、そのなかには因縁の相手、上宮もいる。去来するそれぞれの思惑を胸に、闘いの幕は切って落とされた。二人の未来を信じて、栗田と葵は渾身の和菓子を作り上げるが――。
おいしい和菓子でつながれたシリーズ、ついに完結!
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Posted by ブクログ
やっと、決着がつきました!ああ、長かった!
全部で12冊。まとめて読む方が話を忘れなくていい…とは、思うけど、12冊一気に読むのは結構辛い…。でも、読み終わったら感無量でした。読み終えたことも、話の内容も。
最後は結婚式の場面ですが、これは涙涙でした。
最終巻に相応しく一番良かったです!
Posted by ブクログ
ついに完結編。さみしくもあり、ハッピーエンドで嬉しくもありました。
栗田と葵の実力もさる事ながら、この2人の信頼関係が息ぴったりで日本一になったのはホッとしました。
表紙の白無垢姿の葵が素敵でした。
結婚式も2人らしくてほっこりでした。
Posted by ブクログ
栗田&葵チームのライバルたちの背景も知ることができてよかった。みんな、応援したくなっちゃったけどw
栗田&葵は安定のチームワークで心配はしていなかったものの、ピンチの切り抜け方は本当にお見事。
他の出場者たちもみんな素晴らしかった。
出てくる和菓子、みんな食べたくなる。
浅草に栗丸堂、本当にあるといいのになぁ。
Posted by ブクログ
これにて完結という位置付け、表紙の絵、に疑う余地もなく、安心して読めた。裏切られないことが、むしろ良かった。
今回も、美味しそうな描写の連続に、和菓子を食べたくなる。
Posted by ブクログ
「お待ちしてます」から「いらっしゃいませ」まで、何と9年間の連載とのこと。私は多分7年くらい前からの、お付き合いだと思うのですが。和菓子の奥深さを知ることが出来た作品でした。終わっちゃいましたね。出来れば、番外編か2人のその後の様子を読めると、嬉しいなぁと思います。
Posted by ブクログ
【収録作品】せんべい/華幻糕(コウ)/聖徳の和菓子/祝福の和菓子
わかっていても、大団円は気持ちがいい。ラスボスっぽかったあの人も、結局悪い人ではなくて。悪人がいないのはファンタジーだけど、それでいい。