あらすじ
14歳の時ガンダムとの運命的な邂逅をはたし、MS萌えに目覚めた神崎さやか。
周囲とのギャップや家族の無理解などからその気持ちを抑え込んで生きていたが、
ある日、ガンプラ好きの女子高生・高宮宇宙(そら)と出会い…!?
ガンダムを愛する二人が出会った時、何かが始まる――。
『好き』で気持ちを通わせるアラサーOLとJKが贈る『ガンプラ』日常コメディ!!
感情タグBEST3
ガンダム詳しくなくても面白い!
作者の絵が好きで購入しました。
立ち読みで、好きなものを好きと堂々と言えない大人が16歳の高校生の女の子との出会いで変わっていくストーリーなんだろうなと予想して、ガンダムに詳しくないけれど続きが気になり読みました。
年齢が離れていても2人の関わりがお互いを変えて、おそらく周りを変えることになるであろう展開に、2巻もとても楽しみです!
私はSEEDとDestinyはアニメが好きで見ていましたが、知らなくてもストーリーとして楽しく読める漫画で、ぜひオススメです!
SEED鑑賞時の衝撃が同じ
ストライクとフリーダムの違いはありますが、
年齢的にガンダムから離れていた頃、落ち込んでいた時、たまたま付けていたテレビから流れた舞い降りる剣のフリーダム降臨……。主人公にめちゃくちゃ自分を重ねてしまいます。 年齢も性別も違いますが。
ガンダムを愛する純粋な気持ち……大人が読むべき
ガンダム作品です。
SEED世代なら読むべし!
ガンダムSEED直撃世代のイケメン三十路(厳密にはギリ29)OLが、いまどきのJKとガンプラショップで意気投合するお話。とりあえず最初はストライクガンダムから組みますが、SEED以外のプラモにも今後は手を付けていくと思われます。
随所にガンオタ女子あるあるネタが満載で、とりわけガンダムSEEDとデスティニーが好きだった人なら必見の漫画とも言えます。
また工藤先生の瞳の大きい絵柄も魅力的で、男性読者にも受け入れられやすい画風だと思います。1巻にはガンダムエース掲載分に加え、描き下ろし短編2話も収録。
Posted by ブクログ
気になってた作品!ガンプラを題材に初心者目線から楽しんでてとてもよい!!よいのだが、話の中で何かと色々なトラウマや偏見を抉ってくるので、あとからそれを克服したり解消したりするのはわかってるんだけど一瞬「ウッ」ってなります。
ただ世代は直撃なのでよーーくわかるんですよね…世代直撃でよくわかるがゆえかもしれない…笑
姉妹感
主人公2人の姉妹感が実にいいです。グイグイ引っ張る妹に、やや消極的ながら頼り甲斐がある姉。とてもいい感じです。
あとシンの描き方、SEED DESTINYファンからしたら一種の救いのような感じがして嬉しかったです。作品の感じ方は人それぞれですが、どれだけ賛否が分かれた作品でも好む人はいるし、それはいいことなんだとこの作品が肯定してくれたような気がします。
Posted by ブクログ
一種の趣味モノ。なんだけど、主題として扱っているのがガンブラであり、ガンダムエースに連載している作品であるものだからガンダム成分が特濃
また、私自身初めて楽しんだガンダムシリーズがSEEDである点が主人公の神崎とモロ被りであるのも手伝って妙に親近感が湧いてきたりもする
世の中に趣味の世界を描いた作品は数あれど、導入部の分岐点となるのはその趣味が世間的に受け入れられているか、認識されているかどうか
本作で扱われるガンプラ趣味は認知度は高くてもそれを女の子が楽しんでいるとなれば完全に受け入れられているとは言い難い。作中で描かれているようにガンダムを見た時にはMSよりもキャラクターについてわーきゃー言う方がメジャーな印象は有る
だからか、神崎もガンプラへの関心は持ちつつも人の目を気にしてそれに手を出せなかったという経緯があるわけだ
そんな神崎の前に、それこそガンダムシリーズにおいて主人公の前にガンダムが現れた時のようにふらっと現れたのが女子高生でありながら隠れもせずガンプラ好きの宇宙となるわけだね
……ガンダムを扱う作品なんだから別にいいのだけど、宇宙と書いて『そら』って親の趣味が全力全開で見えてくるなぁ(笑)
それはそれとして、当初は自分みたいに傷つかないようにとガンプラ好きを辞めさせようとしたのに、宇宙のキラキラした目と、それを通して自分の目もキラキラしていると知ってしまった神崎がガンプ好きであることを偽れなくなる導入は好きだなぁ
神崎が最初に作ったストライクガンダムはエールストライカーや武装をつけていないもの
けれど、ガンプラ作りの醍醐味が自分が再現したいシーンの顕現であるなら神崎にとってあの形が完成形
第3話のあのシーンは本作の進む方向性がどのようなものか端的に示しているように思えたね
また、本作ではガンプラだけに話題を終止させるのではなく、ガンダム本編についても好評悪評織り交ぜて言及しているのは好印象
ガンダムシリーズって注目度が高いだけにどうしたってそこらの作品よりも評価ハードルが厳しくなる。そして一度でも駄作認定されたら、それは「ネタにして良い」作品として扱われ続けてしまう
特に第4話で言及されるSEED DESTINYは最たる例だね。個人的にも色々と思う所のある作品であり、言及する際には色々言ってしまう場合もある。でも「ネタにして良い」からってリアルの人間関係の中でも何でも言っていいってわけじゃないんだよね
作品として世に出た以上、酷評されているからって世の全ての人が想い入れも無いなんて事有り得ないのだから
この一連の流れはちょっと自分自身色々反省するものがあるシーンだったかな
神崎と宇宙の二人で始まったガンプラ趣味。次巻からは早くももう一人加わることになるのかな?