【感想・ネタバレ】女流阿房列車(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

電車に揺られてうとうとが大好きなゆる女子鉄の著者が、鉄人編集者のマニアックでむちゃぶりな鉄道旅プランに身を投じ、線路の果てまでいざ出発。東京メトロ全線を一日で完乗、鈍行列車に24時間、東海道五十三回乗りつぎ、日本最長各駅停車。次第にエスカレートする旅程もなんのその、気づけばダイヤに縛られる快感の虜……鉄道の楽しさが無限に広がる、新しい旅の仕様をご提案。(解説・田中比呂之)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

内容としては、題から想起される百閒よりも、宮脇俊三さんへのオマージュである。趣味とは、興味のない人からは無意味に見える行為であることをまさに実践しているところが心地よい。しかも、女性ゆえの几帳面さがまたいいと思う。最後の原武史との対談が面白かった。

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2012年05月19日

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