【感想・ネタバレ】世界中の医学研究を徹底的に比較してわかった最高のがん治療のレビュー

あらすじ

科学的根拠に基づいた、いちばん正しいがんの本!
「抗がん剤治療のパイオニア」「新薬開発の専門家」「医療データ分析の専門家」
世界で活躍する専門家の英知を結集したがん解説本の決定版!

・学歴・収入が高い人ほど、あやしいがん治療法にだまされる
・高額な治療を受けたがる人ほど治療が遅れる
・「免疫力を上げる食事」は存在しない
・「糖質制限」ではがんは治療できない
・0.01%しか残らない!「世界最高のがん治療」を決める驚異の仕組み
・副作用がどんどん軽く! 抗がん剤治療の最新事情とは

後悔しないために
最初に読むべき本

日本社会には、手術や抗がん剤などの効果的な治療のことを悪く言って、
がん患者さんに高値の民間療法を売りつけようとする人がいます。
彼らの甘言を信じてしまった結果、病院で受けられる有効な治療法を拒絶し、
治療のタイミングを逃す患者さんが後を絶ちません。

そんな現状を変えるべく、本書は生まれました。
本書を読めば、医療関係者でなくとも、がんについて正しく知り、
あやしいがん情報を見分けることができるでしょう。

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Posted by ブクログ

自分や家族が、がんになってしまったとき、適切な医療が選択できるように読んでおきたい本!

・医療保険が適用される「標準治療」こそ最善の治療法
・新しいから、医療費が高額だからいった理由で先進医療の方が優れていると思いこむのは間違い
・標準治療は世界中で効果が実証されたオリンピック級の選手、新人の選手(先進医療)が標準治療に勝てるのは数万分~数十万分の一ぐらいの確率
・「○○でがんが完治した」「余命2年と診断されたのに5年以上生存した」といった個人の体験談はあてにならない

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2025年01月22日

Posted by ブクログ

死が間近に迫ってくるとおそらく冷静な判断はできなくなる
ので、平時にこういったところでインプットして家族で対処を考えておくとは大事

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2025年01月15日

Posted by ブクログ

『がん』という漠然としたものに怯えていたけれど、この本を読めば冷静に対象できる知識を得られました。
癌が見つかったら再読したい本。
医療保険についても明記されていて、漠然とした恐怖や不安が減り、医療保険の見直しまでできました。
周りにも一読を薦めたい本です。

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2024年10月04日

Posted by ブクログ

より詳しく、がん治療について知ることができる本です。
様々なデータや、データの見方が紹介されていて、科学的根拠に基づく判断をしていくにはどうしたら良いかが示されています。

最善の治療と出会っていくためにはどうしたらよいか。
備えとして、早めに読んでおけるとよいのかなと思いました。

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2024年03月31日

Posted by ブクログ

医療の本なのにとっても読みやすく、わかりやすい!がん治療について知らないことや思い込みが多いと気付かされた。家族や自分ががんにかかったとしても、今は2人に1人がかかる時代で、治せなくてもうまく共存できる時代なんだと頭に入れておきたい。

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2023年04月27日

Posted by ブクログ

標準治療、という保険対象の治療が今のところ最善のガン治療。

標準治療と認められるためには様々なテストを乗り越えてようやく認可されるもので、効果として統計的に信頼性が高い。

逆にネットにある標準治療以外の、保険適用外の治療は、一部患者がたまたま治るなどの場合があるかもしれないが、効果があると言えるほど統計的なデータはない。

標準治療はしっかり受けて、その上で追加の治療をどうしていくか。費用を何に使うかは考える必要あり。

何にでもすがりたくなる中で、しっかりと正しい判断することは難しいかもしれないが、そんな時こそ思考停止せずによく考えて、その人の幸福があがる選択をするべきように思う。

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2022年08月28日

Posted by ブクログ

これは面白い。
医療データ分析の専門家である津川友介は良いね。
話が分かりやすい。

権威ある医者でも、けっこう、一級のエビデンスに基づかない、個人的体験を、もっともらしく、話してる場合がある。
ある、と言うより、そういうケースが、意外と多い。

そこに
医療データ分析を持ち込むことによって
純粋に、どの程度のエビデンスに基づいて言われている話なのか、明確にできる。

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2022年03月12日

Posted by ブクログ

がん治療についての基礎知識を教えてくれる本。
自由診療より、保険診療が最強だと説明してくれる。
がんについて、正しい知識を事前にもつことが、大切であり、それに対して、この本は適していると感じた。

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2021年09月06日

Posted by ブクログ

癌になってから読んだ本の中で、
いまのところ、これが一番でした。

癌治療に伴う情報や判断の仕方、
まだ癌じゃなくても予防のために
どんなことに気をつければいいか、
患者側から知りたいことが書いてあります。

治療については、診察の時に先生が
ちゃんと説明してくれますが、
診察時間も限られているし
やはり緊張してか、聞き漏れも出てきます。

そんな中、治療に向き合うにあたり、
この本はとても役に立ちました。




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2021年07月10日

Posted by ブクログ


本当に丁寧に、分かりやすくがん治療について解説しているなと思った。
炎上しないように、誤解を与えないように、吟味に吟味を重ねて練り上げられた本なのではないか。
そもそも、この本に辿り着きしっかりと内容を把握できる人は怪しげな自費診療や民間療法に騙されないのでは?とも思ったが、その慢心が悪徳医師や業者に付け入られるスキを産むのだなと反省した。
もし自分ががんを発症し心が揺らいだ際、今一度読みたくなる本である。

悪徳業者がビジネスとして民間療法を行うのはまだ分かるが、患者に誤った情報を平気で与える医師はどういう気持ちなのだろう。職業的な倫理観をそこまで欠落できる思考がよく分からない。

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2020年07月02日

Posted by ブクログ

「原因と結果」の経済学
世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事
に続き、エビデンスを日本に根づかせるための素晴らしい本

すべて、
著者の思い込みや自分が扱った例のみではなく世界の研究から引いている
引用文献も明示している
わからないところはわからないと明示している

素晴らしい

本書で指摘されているマーカー検査を以前してしまったことがある。対して調べもせずやったほうがいいのかなと思ってしまって。
難しいけれども少しずつこういう正しい知識を積み上げていきたい。また自分のデータ分析の仕事にも取り入れていきたい。

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2020年06月07日

Posted by ブクログ

これは分かりやすくて良い。『最高の』って謳っているのは誇張ではないし、言いたい放題のトンデモ本を向こうにするには、それでもまだインパクトが足りないくらい。スペシャリスト3人の共著というのも、公平性を担保する意味でも有効に思える。構成や展開、文章も間違いなく及第点で、まさに皆が読むべき一品に仕上がっている。

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2020年05月27日

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ネタバレ

医療のことは医療のプロに任せておけば安心、な理由が腑に落ちた。日本の保健医療のシステムすごいな、とあらためて思う。患者さんがエセ情報に騙されないよう、真摯に懇切丁寧に説明してくれているのがひしひし伝わってくる。
保険のきかない高額医療って「効き目があるけどコストがかかりすぎるからまだ承認されない治療」のことだと誤解してました。

「教育レベルと収入が高い地域に住む人ほど、標準治療ではなく代替療法を受けている人の割合が高い」というアメリカの研究報告は興味深い。生兵法は怪我の元ってやつですね。代替療法で近親者をなくされた方には読ませられない…。

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2020年05月04日

Posted by ブクログ

Twitterで告知されて気になっていた本。
データを交えつつ分かりやすく書かれていると、感じた。
トンデモ医療が蔓延っている中、見分けるポイントにしっかり触れているのも、今の時代に非常に重要なことだと思う。
#最高のがん治療

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2020年04月11日

Posted by ブクログ

本書は、科学的根拠に基づいた「標準治療」の本質を明快に解き明かし、手術・放射線治療・抗がん剤治療がどのように生存率へ寄与するのか、そのエビデンスを示しながら解説します。同時に、科学的根拠の乏しい「怪しいがん治療」がもたらす危険性についても、鋭い視点で警鐘を鳴らします。

さらに、食事やサプリメントといった日常の習慣ががんとどのように関わるのかについても、冷静かつ客観的なデータをもとに考察。健康を意識するあまり過度な制約に縛られるのではなく、無理のない範囲で人生を楽しむことの大切さを、静かに伝えてくれる一冊です。がんと向き合うすべての人に、確かな指針を示してくれるでしょう。

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2025年02月26日

Posted by ブクログ

・標準治療メインの治療がエビデンス的にももっとも高い
・食事、運動も並行して実施していきがんの発症リスクを下げる

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2023年06月26日

Posted by ブクログ

親が癌の手術を何度も受けていて、自分も癌になってもおかしくないのでは?と思い、読んでみた。

癌はメジャーな病気だけど、知らないことがたくさんあったので、この本を読んでよかった。

いざという時に、変なトンデモ医療に騙されないように正しい知識を身につけることが大事。

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2023年05月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・結論、保険適用の標準治療が最高のがん治療
・標準というと平凡な印象だが、最善治療という言い方が正しい
・抗がん剤の副作用の中で吐き気は薬で80%軽減できる。脱毛も頭に冷却器を置くことで医療機器として承認済み。
・抗がん剤の副作用で白血球減少による免疫力低下で感染症が最も重篤。白血球減少に対応する抗生物質、白血球を増やす薬が開発されている。
・抗がん剤治療で重要なことは、副作用を恐れてむやみに抗がん剤を減量しないこと。
・緩和ケアは第四の標準治療であり、がん診断と合わせて早期から取り組むことで、科学的に立証された効果がある。
・先進医療とは、ある程度効果は認められているものの、国が承認して保険適用にするほど信頼性の高いデータが得られていない治療法。
そのうち6%が保険適用=標準治療にかる確率。
・治験は無料でできる。後期フェーズの治験が効果が期待できる可能性あり。国立がんセンター、日本医薬情報センターで探して、主治医やがん相談支援センターぢ意見を聞いて有用なアドバイスをもらう。
・民間療法、自由療法は効果のあるエビデンスは無い。
・抗がん剤はクリニックレベルではなく専門医から処方してもらう必要がある。
・がんが治る食事療法はエビデンスとして存在しない。ただし、野菜・ハーブミックスが肺がんに対して進行をゆっくりにする可能性があると示唆。

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2023年05月20日

Posted by ブクログ

感想
エビデンスの揃っていない治療方法はそもそも怪しい。民間療法は主観的なものが多い。治療法の選択においても科学的思考や態度は必要となる。

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2022年09月20日

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標準治療こそ最高のがん治療という内容。そのほかの高額治療は効果が認められていない。標準治療を受ける、誤った情報に騙されないことがとても大事。

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2022年05月03日

Posted by ブクログ

医療データ分析、抗がん剤治療、新薬開発の分野でのトップ研究者が、あまりにもデマ・ガセが多いがん治療において、明確なエビデンスに基づく最高の質のものをレクチャーしてくれる啓蒙的な一冊。

本書でも繰り返される点であるが、日本は国民皆保険制度によって自己負担額が低廉に抑えられているため、保険償還の対象となる標準治療に実際どれだけのコストがかかっているか、裏返せばその真のプライシングというのが見えにくい。それが故に、”低廉な標準治療”≒”安かろう悪かろう”という誤ったイメージを持ちやすい。それが端的に出ているのは、教育レベルや収入が高い人ほど、デマ・ガセが跋扈する治療法を選びやすい、というアメリカの研究にもよく表れている。

本書では、保険償還の対象となる標準治療がどれだけ厳しいプロセスを経て選び抜かれたかを示しつつ、その対極にある自由診療・代替療法などのエビデンスのなさと問題点がクリアにまとめられており、適切な治療を知る上でのレファレンスとして万人に推奨できる。

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2022年04月10日

Posted by ブクログ

結局標準医療が一番ということ。逆に言うと標準医療になっていないものにはならない理由があるということですね。

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2022年03月31日

Posted by ブクログ

がんに対する基礎的な理解、ベースの知識として読んでおいてよかったと思う。標準治療は、現状における、最良の治療法であるということが客観的によくわかった。
また、がんには、のんびりや超のんびりのものもあり、過剰診断になることもあるが、これが診断時にはよくわからないというのがやっかいだなと思いつつ、そういった傾向のある癌として、甲状腺癌や前立腺癌があげられるのも知識として有用だと思った。
また、検査についても、メリットがデメリットを有意に上回るおすすめのものと、特に差が見られないものについても言及があり、どんな検査を基本的にうければいいのかわかった。

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2021年04月08日

Posted by ブクログ

多数ある癌の治療方法について、3人の専門家が検証してまとめたもの。
教育レベルと収入が高い人ほど怪しいがん治療法に騙されると言い切っています。
癌に侵されて意気消沈している時ほど、怪しい治療法にすがってしまうのは非常に理解出来るので、健康である今のうちにこの本の内容を事前に理解して、万が一に備えておくのが重要だと思った。

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2020年06月13日

Posted by ブクログ

忖度なくズバッと書かれた本書。実父が前立腺がんになり前から1度は読んでみたいと思っていたのでこの機会に読んでみた。専門用語が多く私には難しい内容だったけど大まかな概要は掴めたしがんに対する理解が深まった。また負けないようにしたい。長いきするぞ!!

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2024年01月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

保険が適用される治療法「標準治療」こそ最高の治療法。


教育レベルと収入が高い人ほど怪しいガン治療法に騙されているというアメリカの研究。日本人も同様の傾向。


津川友介…医療データ分析の専門家。カリフォルニア大学の医学部で助教授。

勝俣範之…がん治療に特化した腫瘍内科医という専門医。腫瘍内科とはガンの総合内科のようなもので、抗がん剤や検査相談、治療方針の決定など、最初から最後までサポート。国立がん研究センターに20年在籍後、日本医科大学で腫瘍内科を立ち上げ。

大須賀覚…新薬開発の専門家。アラバマ大学助教授。日本にいた頃は脳神経外科医。

***

第1章 最高のがん治療の決められ方
嘘の体験談で大金を稼ぐ業者たち
数人に効果があるように見えてもほとんど期待できない
がん治療薬を選抜する4つのプロセス
 基礎研究…マウスや細胞実験は全てコレ
 臨床試験フェーズ1…まずは安全性のチェック
 臨床試験フェーズ2…少人数で効果を確かめる
 臨床試験フェーズ3…標準治療と比較
標準治療を受けていないガン患者は死亡リスクが高い

第2章 最高のがん治療では何をするのか
3つの標準治療…手術、放射線治療、抗がん剤治療
抗がん剤の3つの副作用
 吐き気…80%はなくせる
 脱毛…冷やせば抑えられる
 白血球減少…免疫力が落ちてしまう
日本は腫瘍内科医が少なく外科医が抗がん治療している
日本での治療薬の承認の遅れはわずか0.4年
緩和ケアは第4の治療法
標準治療はがん診療連携拠点病院で受けられる

第3章 食事やサプリで癌は治るのか
食事やサプリは治療の主役ではなく脇役。
加工肉や4本足の肉、生成された炭水化物、脂肪分を多く含む西洋風の食事は死亡率が46%高かった
コーヒー、繊維、ナッツは大腸がん患者の生存率アップ
よく見る4つのサプリ
 ブロメライン…がんの治療効果が認められない
 エージアック…科学的根拠なし
 レートリル…生産中毒を起こす危険性あり
 サメや牛の軟骨…科学的根拠なし

第4章 どうしてガンができるのか
偶然発生するガンが意外と多い
ガンは過去の生活習慣のせい、は言い過ぎ
 自責の念、心の呵責につけ込むトンデモ医療もある

第5章 トンデモ医療はどうやって見分けるのか
本に書いてあるから正しい、と信じるのは危険
科学的根拠に基づいた8つの情報源
トンデモ医療を見分ける6つのポイント
 自由診療、どのガンにも効く、免疫力アップ、
 個人体験談、マウスや細胞実験レベルのデータ、
 予防効果があっても治療にも効くわけではない

第6章 どうやってガンを見つけるのか
受けるべきガン検診は推奨グレードAかBの下記5つ
  グレードC以下は死亡率減少と不利益が同程度
 胃がん…X線検査、内視鏡検査
 大腸がん…便潜血検査
 肺がん…非危険群に胸部X線、危険郡は+喀痰細胞診
 子宮頸がん…細胞診(従来方、液状検体法)
 乳がん…マンモグラフィー単独、マンモ+視触診
急速進行するガンは定期検診では間に合わない可能性
しかし急速ガンには抗がん剤がよく効く
進行しないガンもある、過剰診断になることも
同じ種類のガンでも進行速度が異なる場合がある
現在、がんの進行速度は診断時には見分けがつかない
 民間検診 腫瘍マーカー検診…感度が低すぎる
 民間検診 PSA検診…死亡率を減らさない
 民間検診 PET検査…見逃しが多い

第7章 ガンを防ぐために普段の生活で何が出来るか
加工肉や4本足の肉の摂取が増えると大腸がんリスク増
塩分摂取量が1日10グラム以上は胃がんリスクが2倍
糖質制限にがんを減らす科学的根拠は無い
肥満はがんになるリスクを確実に上げる
長期喫煙者でも喫煙したらリスクは下がる
アルコールはがんになるリスクを上げる可能性がある
運動は大腸がんと乳がんのリスクを下げる
ストレスがガンの原因となる科学的根拠は現在無い 

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2022年03月24日

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