あらすじ
【TVアニメ『啄木鳥探偵處』原作!】日本一の高塔として名を馳せる浅草十二階で、幽霊が目撃された――。明治四十二年九月、僕、金田一京助のもとへ石川啄木が持ち込んできた、幽霊騒動を報じる新聞記事。抜群の詩歌の才能を持ちながらも世に認められない啄木は、家族を養うため探偵業をはじめたところだった。その才能にほれ込んでいた僕は、助手役として探偵業に巻き込まれるが、事件は意外な方向へ……。第三回創元推理短編賞受賞作「高塔奇譚」をはじめ、人形の頭が男の喉を咬み切ったという怪事件「忍冬」など、トリックとロジックが冴える五編を収録する傑作連作ミステリ集。/【目次】第一話 高塔奇譚/第二話 忍冬/第三話 鳥人/第四話 逢魔が刻/第五話 魔窟の女/解説=細谷正充
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Posted by ブクログ
明治42年の東京。生活に困窮した啄木は探偵業で生活費を稼ぐことに。
颯爽として、嘘つきでやんちゃ、泣き虫で愛妻家で独りよがり、饒舌で見栄っぱり、酒呑みの女好き、ロマンチックなサディスト、先見の詩人、そして天才歌人の石川啄木が、彼の才能に惚れ込んだ初心な金田一京助を巻き込んで事件を追う。5篇。
浅草の凌雲閣に夜な夜な現れる幽霊の謎。
浅草奥山で評判の生き人形に喉笛を食い破られたような死体の謎。
空を飛ぶ奇術師が電線に首を引っ掛けて死亡。彼は本当に空を飛んだのか。
浅草の遊郭で京助と一緒にいた娼婦の死。窮地に立った京助だったが。
人気イケボ声優が話題だったらしいアニメを2話ほど見て、意味が分からず、本を読んでみた…。
これから改めて見直してみよう。
啄木のどこにそんな魅力が?というくらい、振り回される京助さんがお気の毒。
あと、時系列が飛んでる?ちょっと混乱。
でも、それぞれの事件の最後に啄木が詠む歌が、事件をぎゅーっと詰め込んで、一気に解き放つよう。
いい感じ。
啄木の短歌を改めて読みたくなった。
アニメ観て「ゴンドラの唄」が頭をぐるぐるまわる。色っぽい歌詞よねえ。