あらすじ
時は昭和中期。田舎から、東京郊外の本屋の旦那様の所に嫁いできた“奥さん”。しかし旦那さんはすぐに亡くなり、奥さんは本屋を一人で切り盛りすることに。商店街の人々をまきこみながら、独自の書店商売を繰り広げる奥さんの「恋物語」。
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Posted by ブクログ
本屋の奥さんは、チイさんはちせだった。しん先生にとって恋をするってこと自体がちせそのものなんだな。恋をしていくってことは。だけど私は恋をするってことがもうどういう気持ちか思い出せなくって、チイさんやひなちゃんに共感出来ないことに気付いて、とっても悲しくて寂しい。
Posted by ブクログ
【あらすじ】
時は昭和中期。田舎から、東京郊外の本屋の旦那様の所に嫁いできた“奥さん"。
しかし旦那さんはすぐに亡くなり、奥さんは本屋を一人で切り盛りすることに。
商店街の人々をまきこみながら、独自の書店商売を繰り広げる奥さんの「恋物語」。
【感想】
Posted by ブクログ
戦後10年頃の東京の郊外にある小さな本屋さんのお話。
特に目的もなく本屋さんをぶらぶらしていた時にふと目について購入。
あまり好きな感じの絵ではなかったので、どうかな〜と思いながら読みました。
しかし!読み終わると、とても暖かな気持ちになっていました。
将棋をするおじちゃんたちに、本をまけてくれ、と言われた時に返した言葉がとても心に残ります。
旦那さんに恋をするため本を読む奥さんと
商店街の暖かな人たち。
本自体の魅力がつまっていました。
とても素敵な一冊です。
読み終えると自分の持っている一冊一冊の本がもっと愛しく思えてきます。