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実技をやりたい
入学したころより一つ季節を進めても予科生はあいかわらず授業の大半が座学だったことにテンションが下がっていた。
さらさは演劇論の授業を受け持つ安藤先生に予科生にも実技の授業をお願いしたいと提案するものの却下される。
そしてさらさは16歳の誕生日を迎えるがそんな彼女ものとに年齢と同じ数のばらをまとめた花束が届く。
ならっち以外はさらさが彼氏だと言っているアカウントがbotだと思っているので自演だと思っているが実は彼氏である暁也の兄弟子の煌三郎が身分をかくしてこっそり送ったものだった。
そんな中クラス全員が劇場裏口に集合するように言われる。
しかし実技ではなく裏方の人たちの仕事場を見学させてもらえるということだった上に、予科生の実技についても職員会議でも話し合うとのことだった。
衣装や大道具などを見て回るなかでさらさはある扉に興味を示してそこへ足を踏み入れる。
先生の静止も耳に入らず行った先は舞台だった。
その時幼少期の記憶がよみがえってきた。
大道具の人が舞台に立ったと勘違いした照明の人によってライトに照らされたさらさが舞台に堂々と立っているのだった。
座学は大切な基礎だということはわかっていてもそればかりだとテンションの維持は難しい。
今までは伝統を重んじてきた紅華だけど百期生ということもあっていろいろ試行錯誤しようとしているなかで、今後さらさたちがどう成長していくのか楽しみ。
「年の数だけ赤い薔薇」ってバブル世代だってところで笑ってしまいました。それよりもっとって、愛ちゃんと明也くんが悩んでいるところもいいです。
さらさちゃん、主人公ならではの運、ヒキの強さがあるってことなんでしょうね。入っちゃいけない舞台で笑いがこみ上げてくるなんてさすがです